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2011-08-28

青春18きっぷで伊吹山へ、その9、下山

山頂について驚いたのは人の多さもさることながら、茶店?が3,4軒もあって、大衆食堂さながらの値段で中華そばやうどん、かき氷まで売っていたことでした。

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これってショーケースと言うんでしょうか。

いまどき、こんなショーケースが店頭にあるお店も珍しいですが、槍ヶ岳山荘ではラーメン1杯が1000円でしたが(私は食べてませんが)伊吹山山頂では600円ぐらいと、下界と変わらないお値段です、それもそのはず、伊吹山って、ほぼ山頂まで車が入るんですね。

リュックの中にお供え物のお菓子しか入ってないことを心配して損しました(^_^;

とりあえず、山頂でYさん親子の初めての登頂を祝して、山頂で記念写真を撮って差し上げることにします。その後、私にとっても初めての山頂なので、記念に一枚だけ撮ってもらいました。山頂は私たちに負けない軽装の人たちが大勢いました。

P8162126 Yさんのお話では大垣から伊吹山行きのバスが出ているそうで、それで来ている人も多いでしょうし、貸切バスで来ている人も多いんでしょうね。

大昔、称名の滝から大日に登り、剱岳~立山~薬師と歩いたことがありますが、立山でサンダル履きのような人たちが下から上がってきてびっくり仰天したことがあります。

重いキスリングを背負って歩いてきたのは何だったんだと、ちょっと気抜けしたものです。

そこまではいきませんが、それに近い気持ちでした。

バスやマイカーで登れる山なんですね。ということは、皆さん、涼みに来たのか、観光にいらしてるのでしょうね。

四国では幸か不幸か、そこまで楽に登れる山はありません。

記念写真を撮り終えたら、Yさん親子と一緒にお昼を食べます。

ここでも、Y君が枚方で寮暮らしをしているという話から、Y君が私の尊敬する先輩と同じ会社ということがわかり、ずいぶん話が弾みました。

食後は山頂でもうしばらく撮影を楽しむと言うYさん親子と別れて、私は登ってきた道を下ることにしました。麓の茶店で荷物を預けてるので、バスで大垣に行くわけにいかないのです。でも、この靴でも十分下れる道だとわかったので、気が楽です。

P8162129 Yさんたちに別れを告げて、茶店の外に出ると、ここでもイワアカバナが咲いていました。

P8162130 山頂の草原は早くもガスってきています。

案内板には山頂遊歩道の地図なども出ていますが、時間もないので、そのまま下ることにしました。

下り始めは13時半です。

P8162132 山頂には大勢の人ですが、下る人は少なかったです。

山頂直下で、バスで一緒になった京都の山男さんが登ってくるのに会いました。

「速かったですね」と言われましたが、何しろ、リュックの中には例の時刻表とお饅頭、ペットボトルしか入ってないので、そりゃ速いはずですね。

P8162133 コオニユリがガスに煙っています。

こんな靴ですが、下りは好きなので、ダブルストックにトレッキングシューズと言う本格的な装備の人を2,3人追い越して下ります。

P8162136 八合目を過ぎた辺りから小雨が降り始めたのでカメラはリュックにしまいこみ、下りに専念します。

今回は雨具も何も持ってないので、雨がもっと強くなれば困るな~と思いましたが、幸い、小雨程度で済みました。

途中、5合目小屋でタクシーを呼ぼうと思ったのですが、5合目のおじさんが電話番号をご存知なくて、だめでした。

P8162146 結局、14時30分に三合目に下り、タクシーを呼びました。

下りはちょうど1時間で下ったわけです。

誰か、タクシーに相乗りしそうな人はいないかな?と思ったのですが、皆さん、どんどん下に向かって下られる方ばかりでした。

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タクシーを待ってる間に雨も止み、山頂が少しみえてきました。

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タクシーを待ってる間に見かけた野菊の仲間・・・。

午後3時きっかりに迎えに来てくれたタクシーに乗ると、運転手さんに「山では降られませんでしたか?」と・・・。

麓では大雨が降ったとか・・・。

雨具も持ってないのに、大雨に遭ったら大変でした。

もっとも、着替えは麓の茶店に預けたバッグには入ってますが・・。

登山口ではバッグを引き取り、バスを待つ間にかき氷をいただきました。

バスは結局、長浜行きのほうが早く出るので、運賃は長岡行きの倍もかかるのですが、景色を見たくて長浜行きに乗りました。

P8162150 長浜行きのバスから眺めた伊吹山は、やっぱり山頂付近がガスに覆われていました。

昔、5月だか6月だかの越後駒に登ったとき、六日町だったか小出行きだったかのバスに乗り、いつまでもバスの後ろの窓から見える越後駒を眺めてたことがありました。

最近はバスで登山口に行くことなんて、めっきり少なくなりましたが、これもまたよいものです。

バスは小一時間ほども乗っていましたが、長浜駅近くでたった一人が乗り込んでくるまで、お客は私一人と言うのんびりしたものでした。

P8162157 バスが長浜に着く前ぐらいから雨が降り始めました。

山を歩いているときでなくて、ほんとに良かった・・・。

P8162159 長浜は思っていたよりずっと大きい町のようでした。

少しだけお土産を買い込んで、赤穂行きの快速に乗ったのが4時半ぐらい。

P8162161 夕暮れ時の琵琶湖周辺の田んぼ・・・・。

P8162163 米原付近では新幹線ののぞみと平行して走ってるようです。

P8162165 明石海峡大橋もぎりぎりで見えました。

この新快速、乗りでがある電車ですね。

空調も良いし、座席も広くて快適です。それに速いし・・。

新幹線は景色が見えないので嫌いですが、新快速ぐらいが景色を見るにはちょうど良い速さです。

相生で乗り換えるのに、少し待ち時間があったので、改札から外に出て、コンビニでビールとお茶、おつまみなどを買い込みました。

だのに、相生~岡山間もマリンライナーでも誰もビールなんか飲んでる人はいなくて、電車でビールを呑もうというささやかな望みは果たせませんでした。(^_^;

結局、帰宅は夜10時を回りましたが、二日間と言うもの、飽きるほど電車の旅を楽しめて、おまけに伊吹山登山も楽しめて、なかなか充実した二日間でした。

JRにこれだけ乗ったのは20年ぶりぐらですが、女性の車掌さんや駅員さんがずいぶん多くなっているのに、時代の流れを感じずにはおれませんでした。

昔の電車の車掌さんって、男の人しかいませんでしたよね。

コメント

こんにちは。
伊吹山頂はけっこう賑やかなんですね。
たいした雨にならなくて良かったですね。
JRは新幹線は良く乗りますが、在来線は長く乗っても2時間までですね。

山頂の賑わいには驚かれた様ですね。
この時期、山頂のお花畑目当てに京阪神からツアーバスも催行されていて
お花目当てや涼を求めての観光客が押し寄せます^^)

で、山頂のお花畑は時間切れで回られなかったのですね。
目玉は山頂の花畑なのですが・・・
この時期ならサラシナショウマ・トモエシヨガマ・イブキトリカブト
コイブキアザミ・タムラソウ・クロバナヒキオコシ・ヤマハッカ等々
沢山の山野草が咲きますよ。次回には是非堪能下さい。

多摩NTの住人さま、こんばんは。
山頂のお店には、ほんと、驚きました。
それまでの比較的静かな登山道から一転、にぎやかな山頂で、いったどこから人が湧いて出てきたのだろうか?と・・。
高尾山などと似てるかもしれません。

K2さん、こんばんは。
伊吹山のバスハイクは四国からも出ているようで、旅行会社のチラシなどでよく見かけます。
でも、ほぼ山頂までいってしまうとは知りませんでした。
今回は、あまり前知識もなく、いきなり来ましたが、土地勘が少しできたので、これで次回は大丈夫と思います。

ただ、私は人の多いところはあまり好きではないので、足が向くかどうか・・・ですが。
なるべく、人の少なそうなコースを歩きたいものですね。
それにしても、お花の種類が多そうですね。

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