青春18きっぷで伊吹山へ、その4、6合目へ
3号目から4合目、5合目にかけては、道も同じような感じで歩きやすく、お葬式に出席した黒靴でも、特に不都合は感じず登っていきます。4合目辺りでは特にこれという花も見かけませんでした。標高が低いので花の時期が終わっていたんでしょうね。
11時7分、5合目の小屋に着きました。
近くに覆いがしてあって日陰になったベンチとテーブルが数組置いてくれてあったので、休憩することにしました。
お値段は下界では120円の缶入り飲料が190円です。ここまで、ボッカさんが担ぎ上げているんでしょうか??
ここを過ぎると水の補給はできなさそうなので、Yさんたちに「水分は持っていますか?」と尋ねたところ、「あります」とのこと。
初めての山なので、水場の有無もわかりませんし、第一、食料をどうしよう??とう心配が頭をよぎります。一応、前日のお葬式で、お供え物だった水羊羹やお饅頭などを3,4個いただいていたのがリュックに入ってますが、途中でおにぎりを買いそびれてしまいました。いざとなれば、水羊羹とお饅頭で食いつなぐかななどと、ちらっと考えたりしました。(^_^;水分はペットボトルのお茶とコーヒーが各1本るので、何とかなるでしょう。
上からは元気の良い小学生の子供たちが転がるように下りてきて、引率のお兄さんに叱られていました。私自身もはるか昔の中学の頃、学校から笹ヶ峰や梶が森に連れて行ってもらったので、微笑ましく眺めてしまいます。子供時代に山登りの体験をしておくのは、とてもよいことだと思います。
上を見ると、避難小屋らしき建物が見えています。あれが、六合目の避難小屋のようです。
7合目から上はガスのため、見えません。
スズメバチが飛んできたので、Yさんたちに気をつけるように言います。スズメバチは夏の終わりごろがいちばん危険で襲われやすいのです。
11時15分、休憩を終えて、歩き始めます。
歩き始めて直ぐに、嬉しいことにツリガネニンジンが咲いていました。
今年の初見ですね。
振り返ると、三合目の建物や、5合目の休憩したヨシヅのかかったベンチなども見えます。
画像の横のほうにY君のカメラのレンズも写ってますね。
8月に咲いてるオドリコソウなんて初めてです。
クサフジも群生していて、一瞬、春と間違えそうな花ばかり・・・。
だけど、後ろを振り返ったこの画像にはススキの穂が早くも見えていますね。
西の方角を見下ろせば、向こうのほうは田んぼも何も見えないので、あれがきっと琵琶湖なんでしょうね。
麓の田畑には日が射してるようです。
伊吹山にはキバナノレンリソウというマメ科の黄色い花が咲くそうですが、これはどう見てもただのミヤコグサですよね。
もちろん今年の初見です。
このシシウドが林立する様子が夏の伊吹山のシンボルなんでしょうが、ちょっと時期的に遅かったようです。
でも、オドリコソウにミズタマソウ、ツリガネニンジンにススキと、季節感が狂いそうな花々が次々と出てきますね。
中を見せてもらえばよかったですね。
何やら遠くのほうで、ゴロゴロ言ってるような?
Yさんたちに、ここは雷がくれば、逃げ場がないので、そうなったら下りますよ、と言っておきます。
Yさんに「リュックのほうが楽だからリュックを持ってくれば良かったですね」と話したら、「リュックって家にないんです」とYさん・・・。
いまどき、リュックが一つもないお宅もあるんだ~と、またまたびっくりです。(^_^;
う~~ん、このシシウドが全部咲いていれば、壮観なんでしょうね・・・・。
11時半ちょうどに6合目を通過しました。
keitann様 こんにちは
超初心者さん達と一緒に珍しいチームが出来ましたね。
keitann様が付き添われて正解だったのではないでしょうか。
それにしてもこの日がカンカン照りでなくて良かったですね。
昔聞いた話ですが、夏の伊吹は夜のうちに登ると聞きました。
山麓から見ると懐中電灯の列が山頂まで向かっていたそうですね。
そして山頂の山小屋・売店で仮眠すると聞きました。
それくらい昼間は暑いのでしょうね。
実際に3合目から上は殆ど丸坊主ですもんね。
靴による山の難易度もこの山ならほとんど感じることなく済んだのではありませんか。
投稿: ぶちょうほう | 2011-08-25 09:08
ぶちょうほう様、こんにちは。
この日は同じバス、同じタクシーに乗り合わせたのがご縁で、結局、山頂までこの親子さんとご一緒しました。
北アルプスでもそうでしたが、単独で登っても、何かしら出会いがあって、山歩きは一期一会を感じます。
そうなんです。伊吹山は日陰がないとは聞いていたので、この日は少々曇ってて良かったです。でなければ、あの頃はいちばん暑かった時期なので、暑さで、3人ともばてていたかも知れません。
登山口では下ってきたばかりの人に会いましたが、そういう人も、夜に登って山頂で泊まって下ってきたんでしょうね。
山頂の茶店で仮眠ができるんですね。
やはり所違えば勝手も違いますね。
次回に向けて、少しは土地勘が養えたので、それだけでも良かったです。
靴は、ウオーキングシューズとタウン用の中間ぐらいの靴でも何とかなりました(^_^;
投稿: keitann | 2011-08-25 12:36