青春18きっぷで伊吹山へ、その6、クサボタン
8合目の休憩場所で、先ほど見かけた小さな男の子も休憩していたので、話しかけてみました。年を訊いたら6歳だそうです。「ぼく、えらいね」と言ったら、ちょっと得意そうな顔になりました。
私自身もつい10年前にはまだ10歳だった末っ子を連れて、石鎚や東赤石に登ったものですが、途中で行きかう大人たちに「すごいね、」とか「頑張ってるね」とか声をかけてもらうと、子供も嬉しいようで、急に張り切って登りだすなんてことがよくあったのです。
子供はやっぱり、褒めるのがいちばんです。
休憩場所の岩場をバックに咲いているツリガネニンジンです。手前の赤いのは葉の先が3裂しているようなので、アカソのようです。
上のほうから下っている人が見えますが、その背後辺りが山頂なんでしょうか?
初めて登るので様子がさっぱりわかりません。
12時12分、いよいよ山頂目指して最後の登りです。
例年だとこれも剣山で撮影しますが、今年の初撮りですね。
見るのは7月末の北アルプスの弓折岳近くで見ていたのですが、あのときは天気がイマイチで、花が開いてなくて撮影しなかったのです。
8合目の下でも花芽の姿を見ていたクサボタンが8合目を過ぎると、ちゃんと咲いていてくれました。
これは、今年は新穂高では朝早かったため薄暗くて、撮影をなくなく諦めた花ですので、嬉しくて大喜びです。
確か去年の9月の陣場山でも、まだ咲いてなかったと思います。
クサボタンは南アルプスの広河原付近、新穂高から蒲田川左俣にかけてなどでも見かけるのですが、どうもいろいろな事情で撮影しそびれたり、まだ花には早かったりで、今まできちんと撮影できた試しがないので、今回は千載一遇のチャンスとばかり、撮影します。
青空をバックに撮影したつもりなのに、ピンボケだし、設定がおかしいですね。
このコオニユリのバックの木は、そのときは気づかず、画像をチエックしてから気づいたのですが、イブキシモツケのようです。
イブキシモツケは香川の低山にも多いので、馴染み深い木ですが、これが本家本元のイブキシモツケですね。
葉が輪生してるので、クガイソウのようです。
伊吹山にはクガイソウに良く似たルリトラノオという珍しい花があると聞いているのですが・・・。
8合目を過ぎると花が多くなってきて、気分もるんるんです。
それに何より、涼しいこと・・・。
でも、向こうのほうがまたまたガスってきました。
この山、天候がめまぐるしく変わりますね。
これも画像を見て気づいたのですが、横のほうにトウダイグサの仲間のような葉が見えてます。
下を見ると、麓の平野部、3合目、6合目の避難小屋が一望できます。
家の一軒、一軒も見えそうでした。
そして上を見上げれば、あそこは展望台なんでしょうか?それとも山頂?
たくさんの人が下を眺めています。
望遠レンズだと、一人一人の顔までわかるほどです。
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