初秋の県境散策、マツカゼソウなど
今年は来客があったり、野暮用に追われたり、旅行に出たりで、例年は8月末に秋の花を見に県境あたりを散策するのが行けませんでした。
9月7日にようやく、県境へと車を走らせました。
まず見たかったのはツルニンジンだったのですが、県境付近で比較的簡単にツルニンジンが見られる場所が二か所あるのですが、うちの一か所へと向かいます。
途中で、沢野近くにマツカゼソウを見つけました。
マツカゼソウを見たのは今年に入ってこれが二度目です。
最初に見たのは8月上旬のことでした。
特に珍しい花でもなんでもありませんが、小さな白い花と、花を引き立てる羽状複葉の葉っぱが、なかなか趣があります。
ましてや、マツカゼソウ(松風草)という何とも風雅な名前をもらっているので、なおさら得をしている花ですね。
お目当てのツルニンジンはどういうわけか、今年は激減していました。
かつてあれほどたくさんあった株が消えてしまったのは草刈されたことだけが原因ではないように思うのですが・・。
代わりに見つけたのはツクバネソウの実でした。
これは以前もこの場所でよく見ていました。
多かったヤマジノホトトギスもたった1株しかなくて、それでも花を一輪見られたのは幸いでした。
ヤマナシの実なんですよ。
たくさん落ちていたので、1個拾って、少しだけ齧ってみました。(^_^;
ちょっと渋いですが、ちゃんと梨の味がします。
栽培種の梨の原種です。
シコクママコナの主な花期は秋ですが、結構早くから咲いていて、7月に咲いているのも見たことがあります。
四国のちょっとした山でよく見かけます。
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