8月下旬に見た花、ナガバノコウヤボウキとクマツヅラ
ミヤマウズラは見られるとは予想してなかった花でしたが、こちらはある程度予想をしていた花です。それはナガバノコウヤボウキで、この山には毎年、秋もっと遅くに来ているのですが、咲き残りの花を見ることができるのです。
でも、普通のコウヤボウキと違い、ナガバノコウヤボウキは1ヶ月ほども花期が早いので、たぶん見られるだろうと思っていました。
普通のコウヤボウキはどこの山でも見ることができますが、こちらのナガバノコウヤボウキは私の見た限りでは、香川ではこの山でしかみかけないようです。
花はコウヤボウキよりもボリュームが乏しく、見ごたえはありませんが、花数が多いので、華やかです。
普通のコウヤボウキは本年枝に花をつけるそうですが、ナガバノ・・・は二年枝に花をつけるそうです。
確かにコウヤボウキは枝の先のほうに花をつけますね。
そして、ナガバノ・・・というだけあって、葉は細長いですね。
コウヤボウキの見ごろになると、逆にナガバノ・・・は花も終盤と言うイメージがあります。
そしてこの時期、どこの山地でもいっぱい見かけるのがこのヤブランです。
普通はもっと大株になっているのが多くて、あまりにもがっしりした株に撮影意欲を失うのですが、このぐらいの株だと可憐です。
クサギもお盆ごろから山地でよく見る木なのですが、今年はどういう訳か撮影する機会があまりなかったです。
こちらは、県境の標高1000m付近で見かけたクマツヅラです。
↑のクサギもクマツヅラ科で、クマツヅラ科の花って、意外と多いのですが、この可憐な花がおおもとになるクマツヅラなのです。
私のように園芸種を育てているものにとっては、バーベナという花がその仲間で馴染み深いですね。
この場所のクマツヅラは以前より増えていました。
山の斜面でいちばん高い場所にあった小さな田んぼは今年はイネが植えられていませんでした。
そのせいか、畦は草刈があまりされてなかったようで、 コオニユリがたくさん咲き誇っていました。
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