10月中旬に見た花、ハマアザミ
10月19日の高知行きでは安芸まで行ったついでに、室戸岬まで足を伸ばしてきました。
室戸といえば2008年の12月19日に、野草を見に訪れたことがあるのですが、足摺岬同様、年末近くになっても色とりどりの花が咲いていて、さすがに室戸岬と驚いたものでした。
今回はそれより2か月も早い訪問でしたが、道中、もしかしたら咲いているかも?と目で探したタイキンギクもまだまだ気配さえありませんでした。
代わりに、まだまだ咲き誇っていたのがハマアザミでした。
室戸岬に至るまでにも車道沿いで、ハマアザミの花をあちこちで見かけました。
毎年、室戸や足摺といった高知の海岸びは12月に来ることが多いのですが、その頃だとさすがにハマアザミやハマナデシコは咲き残りの鼻しか見たことがなかったのです。
香川の海岸にもハマナデシコぐらいは咲きますが、花を見るのはせいぜい秋まででしょうか。
前回は室戸岬の灯台まで山道を上がったのですが、今回は時間もないので、眺めただけです。
この日は穏やかな海でしたが、それでも 波の音はかなり高かったのです。
主人の話では瀬戸内の波の高さの3倍とか。
つまり瀬戸内海で50センチの波の時は高知では1m半の波の高さなんですね。
瀬戸内海=池という気持ちもわからなくはないですね。
結局、この日の高知には海岸で咲くノギクの類はまだ何も咲いてなかったのですが、岩の上ではシオギクの花芽が見られました。
シオギクの葉もきれいな葉ですね。
12月にはあちこちで見かけるアゼトウナの花芽もこの調子では開花まであと半月はかかることでしょう。
ハマゴウもまだ咲いていました。
小豆島など瀬戸内の海岸では夏に咲いているのを見ますが、ここ高知ではまだ咲いているようです。
室戸岬付近の車道沿いには、街路樹にハイビスカスが植えられていて、車窓から真っ赤な花がいくつも見えました。
この日は、車の温度計が28℃を指していました。
散策中は上衣を脱いで、半袖Tシャツ一枚で歩いたのですが、それでも暑かったのです。
今年も12月頃には、もう一度高知を訪れたいと思っていますが、今年こそは、12月の高知にカシミアを着こんできて暑くて困ったなどということのないように、気を付けようと思います。(^_^;
黒潮の流れる高知海岸部は、真冬でもコート要らずの土地なのです。
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