東北へロングドライブ、その6、栗駒登山②
登山道から少し外れてちょっとした踏み跡があったので辿ってみると、そこは鳥海山を眺めるポイントなのでした。ススキの向こうにまるで富士山のような鳥海山が見えています。出羽富士といわれるのも納得です。
この旅に出る前に、千葉の先輩と電話で少しお話したのですが、先輩は栗駒には登ってらっしゃらなくて焼石岳に登られているとか・・。焼石岳も花の山だそうです。
栗駒~焼石岳は直線距離にしても20キロしか離れていませんのでよく見えます。この日の山歩きで終始一番良く見えた山です。
道は最初のほうはほぼ平坦な道です。
まるでナナカマドの小道になっていて、向こうのほうも真っ赤な実が鈴なりです。
葉っぱがすでに枯れていて、よくわかりません。
秋はほんとに木の実の季節であるのを実感します。
手前の木々が紅葉していたら素晴らしいでしょうね。
向こうに見えるのが栗駒山の山頂方面のようです。
木道の傍らにオレンジ色に染まっているのはキンコウカに違いありません。
keitann様 秋の山は趣き深いですね、ましてや一人での行動ともなりますと、ますますその感じが強まりますね。
出会う草花は最盛期の勢いを潜めて、フィナーレに向けて穏やかな歩みを続けているかのようです。
この板敷きの湿原が名残ヶ原なのでしょうか。
のどかそうな秋の野山の景色は何時までも心に残りそうですね。
投稿: ぶちょうほう | 2011-10-07 08:23
ぶちょうほう様、こちらにもコメントをいただきましてありがとうございました。
秋の山の楽しみは、何と言っても澄み切った空の下で楽しむ展望ですね。
昨日はちょうど高知の山に登ってきたのですが、四国ではリンドウが終わった後も、キク科の花がいろいろと咲きますので、フィナーレという感じはありませんでしたが、東北の山ではリンドウが野山を飾る最終の花のようです。
木道のあたりが名残が原のようですが、名残が原という名前もまた趣深いですね。
尾瀬はあまりにも有名すぎますが、上越国境から東北にかけての山々には、こうした湿原の点在する山が多いですね。
四国の山ではこういった湿原はほとんどないか、あっても珍しいのです。
今回は湿原もたっぷり楽しんできました。
投稿: keitann | 2011-10-08 13:21