東北へロングドライブ、その7、栗駒登山③
急いで宿の人にいただいたパンフレットを見ると、8月~9月に咲く花としてエゾオヤマリンドウとあります。四国で見かけるリンドウとは葉が違うようですね。
木道の傍らに咲くエゾオヤマリンドウです。この後もあちこちで見かけました。
別府でもよく見ますが、温泉の蒸気のようです。
パンフレットには「地獄釜」とありました。
栗駒山登山についての下調べはほとんどしてなくて、こんな湿原が途中にあることも予想していませんでした。
でも、東北の山にはこういう高層湿原が多いですよね。
これは前々から一度見てみたかったマイヅルソウの実の完熟した姿です。
今までまだらになった実は見たことがあったのですが、真っ赤なのは初めてです。
左に行くと自然観察コースだそうですが、宿の方の話ではこちらは歩きにくいとか・・・。
これはイワショウブの実のようですね。
いつも夏に北アルプスで花を見ているので、実も何となくわかります。
左側に沢のように見えますが・・・・
この沢のように見えるのは地獄谷といって有毒ガスが出ているので、立ち入り禁止です。
私がこの日最後の登山者かと思っていましたが、この辺りで年配のご夫婦を追い越します。
この付近はどうやらイワカガミの群生地のようです。
どうやらこれが地図にある昭和湖に違いありません。
keitann様 こんにちは
今晩から出かけますので御ブログにコメントを重ねさせて頂きます。
ここで、昭和湖と名前が出て来ましたので、歩かれたコースを地図上で確定できました。
地図を眺めて、この地が仰言る様にじつに高層湿原の多い場所だとわかりびっくりしました。
こういう場所に雪の消える頃に訪問したら、今までに経験したことのないような、凄い眺めがあるのでしょうね。
そのことにもう少し若い頃に気づいていたら、きっと付近に散らばっているそれらを回遊したことでしょう。
地獄谷の西側に剣岳という名前のピークがあるので、思わずニヤリとしました。
上るに連れて秋色が濃くなって来ましたね。
投稿: ぶちょうほう | 2011-10-07 13:32
ぶちょうほう様、こちらの記事にもコメントをいただきましてありがとうございます。
昭和湖のすぐそばに解説の案内板が立っていて撮影してきたのですが、それをアップしそびれていました。
それによると、昭和湖は1944年のガス爆発によってできた湖ということです。
湿原は宿の下にも広がっていたので、翌朝に、一人で散策してみましたが、とても雰囲気が良かったです。
雪解けのころにはヒナザクラなどのサクラソウやミズバショウ、イワカガミ、イワハゼ、ワタスゲ、ハクサンチドリなど様々な花が咲くそうです。
春にも機会があればぜひ訪問したいものと思ったことでした。
地獄谷の西側にそそり立つ小ピークがめいるのが剣岳のようですね。
前もってきちんとした地図を買いそびらたのが、ちょっと残念でした(出発前に近くの書店で探した時には切らしたいたようでした)
投稿: keitann | 2011-10-08 13:40