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2011-10-14

10月上旬に見た花、カワミドリ

9月末は東北までドライブしてきたので、帰宅してすぐに野草散策というわけにもいかないと思ったのですが近場の里山なら3時間ほどで行って帰れるので、10月3日に登ってみました。

まずはカワミドリの花がお出迎えしてくれました。

Pa035385

花期の長い花のようで、8月~10月ごろまで咲くようです。

それほどどこにでも咲く花ではないですが、年に一度はドライブの途中で案外見かけたりします。

Pa035400 日陰で撮影するとこんな色に写ります。

毎年、確かめてみようと思いながら忘れていたのですが、今年は忘れずに葉っぱを1枚ちぎって、香りを確かめました。

そうしたらしっかりとハッカに似た香りがしました。和製ハーブと言われるのも納得です。

今年は雨が多かったからか、どの株も元気そうでした。

Pa035408 クローズアップレンズをつけて撮影した画像です。

こうして見ると、シベが良く目立ってますね。

一つの花穂の中にも咲き終わったのや、ちょうど咲いてるものなど、いろいろです。

なので花の時期が長いのですかね。

Pa035431 同じシソ科でもヤマハッカ属の元締めヤマハッカです。

キツネやネズミのような顔をしているので、すぐにわかります。

Pa035432 散策を始めたばかりの頃はアキチョウジとヤマハッカの区別さえわかりませんでした。

5年ほど前から何とか見分けられるようになりましたが、シソ科やキク科の花は、ほんとに難しいです。

アキノタムラソウは名前とは裏腹に初夏から咲いていますが、ヤマハッカは秋たけなわとならないと咲かないような気がします。

Pa035420 この日見かけたシソ科の花をもう一つ、アキチョウジです。

アキチョウジは今年はすでに石鎚方面でいやというほど見ていましたが、馴染み深い低山にも咲いてくれるのがうれしいです。

アキチョウジの仲間で東のほうで咲くセキヤノアキチョウジというのを種から育てて、毎年、自宅で綺麗に咲いてくれますが、これなども平野部の我が家でも難なく咲きますから、適応力の強い植物のようです。

Pa035384 ナガバノタチツボスミレの返り咲きです。

スミレは秋になると、返り咲きしているのをよく見かけます。

Pa035382 ヒヨドリジョウゴはこの山には多かったはずと思い、最初に出会った花をあまり熱心には撮影しなかったのですが、何と、この後見かけることなく終わりました。

Pa035378 山に登る前の平野部の車道わきで、草むらに点々と咲いていて、なんだろう?と思って車を停めたら、ホシアサガオでした。

ホシアサガオの花が好きな友人がいて、これを自宅に植えたとか・・・。

でも、蔓延っているとは聞きませんから、案外、繁殖力は強くないのかも・・・。

夏本番ではなく、夏の終わりごろから咲くようですね。

北アメリカ原産の帰化植物です。

Pa035381 同じく道端でクコの花も咲いていました。

クコというと海岸で見かけることが多いのですが、たまにはこんな普通の道端でも見かけます。

93歳で亡くなった祖母がクコ茶をよく飲んでいました。

若いころから喘息もちで大人になる前に死ぬかもしれないと医者に脅かされていた祖母ですが、クコ茶のおかげなのか、93歳になるまで、物忘れもせず、死ぬ前日にも孫全員の名前を間違わずに呼んでいましたっけ。

コメント

こんにちは。
ヤマハッカは面白い顔つきですよね。
アキチョウジは多摩では見られませんが、今日、セキヤノアキチョウジを見てきました。アキチョウジの花柄は短いようですね。

多摩NTの住人様、こんばんは。

ヤマハッカやヒキオコシの顔はいつみても面白いですね。
キツネやネズミの顔です。
アキチョウジはこちらのは皆普通のアキチョウジですが、おっしゃるように花柄が短いですね。
セキヤノアキチョウジは栗駒山で見られるかと、ひそかに期待していたのですが、残念でした。
我が家で育てているセキヤノアキチョウジが毎年咲いてくれますが、見て風情があるのはセキヤノアキチョウジだと思います。

 keitannさん、こんにちは(^-^*)/。

今日は こちらは やっと、秋らしく ちょっと肌寒くなりました♪


日本にも 地生のミント、はっかがあるのですね。
お花も なんとも可憐です(*^o^*)。
私は 昨日は県北の方のお宅にお邪魔したのですが、お庭や山に サクラタデが沢山咲いていて…
毎年 keitannさんのブログで見ていたものを実際に見れて、感動しました♪

そのお宅は、奥様はクリスマスローズ、ご主人は バリバリの山男さんでした。
広いリビングの壁一面に世界中の雪山の写真が飾らていました(◎o◎)。
60歳くらいの方でしたが、学習院の体育会系の山岳部ご出身で、今もあちこちお仲間と 登られておられるそうでした。

うちの愚息が体育会系の山岳部に入っているとお話ししたら、今は なかなか若い人が入らず、廃部になっているので…と とても喜んで下さいました。

帰宅し、息子が、K2とか?と聞くので 思い出すと、そんな言葉をお聞きしましたが、なんせ私は 全くの無知なので…申し訳なかったですが…
ああ…ああいう素敵な方を「山男」とお呼びするのだなあ…(*^^*)と すがすがしい思いがしました♪

なずなさん、こんばんは。

こちらも今秋からようやく秋が深まってきた感じです。
今もお風呂上りはパジャマの上に何か羽織ってないと、寒いですね。

カワミドリは香りからいうと、ほんとにミント系ですね。見た目も割ときれいな野草ですよ。

サクラタデは偶然ですが、私も今日は実家のすぐ近くの田んぼに群生しているのを見つけました。
いろいろと探し回っていたのが嘘のように、灯台下暗しですね。
母に種ができたのを確認したら実採取しておくように頼んできましたよ。でも、サクラタデのほうがもっときれいですね。
お知り合いの方のご主人は昔から山を続けていらっしゃるんですね。山歩きは体力もですが、やはり経験が重要な気がしています。
何十年も継続して登られているのはすごいですね。
私の所属していた同好会も、去年部員が学生の会の要件を満たす数が確保できず、廃部になりました。
悲しいことです。
山を愛する人は素敵な人が多いのは私も同感です。

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