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2011-10-09

東北へロングドライブ、その12、夕日と鳥海山

今回の旅で一番楽しみにしていたのは、宿から鳥海山を眺めることでした。

幸運にも滞在中の2日間は絶好の晴天に恵まれて、2日間とも鳥海山が見えました。

栗駒山から宿に帰ってきて、まずは汗を流そうと、楽しみにしていた展望抜群の露天風呂へ向かいました。

私が栗駒山荘へ泊まろうと決めたのも、この露天風呂の写真をガイドブックで見たからなのです。下山して宿への道を歩いていたら、岩手側の須川温泉の浴衣を着こんだ女性ばかりの5,6人のグループが栗駒山荘へと歩いているのを見かけましたが、この方たちも山荘の露天風呂からの眺めを楽しみに日帰り入浴をしに来たようでした。で、なければ、同じお湯が岩手側の温泉でも眺められるはずですから・・。

露天風呂からの眺めはそれはもう素晴らしい眺めでした。

P9274881

この画像は露天風呂から上がったあと、宿のすぐ横の栗駒峠付近から撮影した夕映えの鳥海山です。17時52分撮影です。

P9274846 温泉から出た直後に、宿の屋内からこんな眺めが見えました。

下に見えているのは栗駒山荘の展望レストランで2階にあります。

温泉と客室が3階にあって、私たちは運よく3階の客室を予約できました。

3階だと、温泉までが階段上り下りがなく、ひざの具合が悪い母にも苦労せず温泉に入ってもらえ、助かりました。

P9274870 車道から見る栗駒山荘です。

客室はすべて西に向かって大きな一枚いガラスの窓が嵌っていて、眺めが抜群です。

P9274852 急いで栗駒峠に出て、眺めた夕日です。

向かって右側に鳥海山が見えていますが、夕日が沈むまではぼんやりと見えていただけでした。

P9274859やがて日が落ち始めました。

P9274863 17時26分撮影の沈む直前の夕日・・・。

P9274887 日が沈むと、鳥海山がシルエットになって見えました。

P9274888 夕食は6時にお願いしてあったので、夕暮れを楽しんだ後、良いタイミングでの夕食となりました。

宿の食事は評判がよさそうでしたが、なるほど山菜主体の満足のいく食事でした。

向付の盛られたお皿に笹の葉が見えていますが、これは包丁で「栗駒山荘」という字がくりぬかれてあって、洒落ていますね。

P9284891 山荘内の客室に面した廊下の様子です。

ここは山の中なので、電気はすべて自家発電でまかなっているそうですが、それでも館内は夜も寒さを感じることはありませんでした。

コメント

こんにちは。
本当に綺麗な眺めですね。
これが露天風呂から見られるとは、極楽です。
料理も美味しそうで、これで一杯できるとは、たまりませんね。

ホント、きれいな山姿です。
今、地図をながめてたんですが、栗駒山荘から鳥海山はちょうど真西の方向だったんですね。
仕事で酒田、秋田方面へはよく行くので、鳥海山の姿はいつも楽しみにしてるんですが、夕焼けのシルエットは見たことがありませんでした。
宿もなかなか良い雰囲気のようだし、お出かけコースにノミネートしておこう。

多摩NTの住人様、こんばんは。

素晴らしい眺めでしょう?
これが部屋の窓や露天風呂から眺められるのですから最高です。
食事も朝夕とも、品数多く、私たちの年代にぴったりのヘルシーな献立でした。母も喜んでくれて何よりでした。
おなかがいっぱいになってしまうので、ビールが一杯だけしか飲めなかったのが残念ですが(^_^;

加納さん、こんばんは。

そうです、地図で眺めると鳥海山は栗駒山のほぼ西にあって、直線距離にすると2つの山は50キロしか離れていないんです。
ですから、晴れた日にはよく見えるはずですよね。
7年前に八幡平から鳥海山がかすかに見えましたが、それよりもかなり大きく見えました。
栗駒山からだと、秋は夕日と鳥海山が並んで見えるので、すごくいいですよ。
特に露天風呂から眺めるなんて最高でしょう?
宿は村営なので、お値段もほどほどだし、でも、休日の予約はなかなか難しいようです。
そのうち、奥様とぜひどうぞ。

keitann様 こんにちは
この一日のフィナーレにふさわしい、希望に満ちた情景ですね。

鳥海山はかつてネットで近しくさせていただいていた女性の住む町の、すぐ背後の山でした。
彼女とネット交流しているうちに鳥海山を訪ねたかったのですが、彼女はお付き合いしているうちに亡くなってしまわれました。
鳥海山を見るたびに遣り残した宿題が残されているという思いに強く揺り動かされます。

栗駒山荘のおもてなしもなかなかのものだった様ですね。
この地を訪問するときはこのことも念頭に入れておきたいと思います。

ぶちょうほう様、こんにちは。
この日は朝から気持ちの良い秋晴れでしたが、最後の最後まで楽しめました。

実際、栗駒方面から鳥海山が見える確率は半分もなさそうですから、二日とも見られたのは運が良いとしか言えません。
今年は夏の槍ヶ岳、石鎚、どちらも雨に祟られたので
下半期は雨女かと思っていたら、ここにきて巻き返しでした。
ぶちょうほう様のブログに以前書き込みされていた方は、ほんとに鳥海山と切っても切れないような縁の深いお方でしたね。
私もよくリンクをたどって、鳥海山の姿を見せていただいたものでした。
長くネット交流を続ける過程では、思いがけぬネット仲間の突然の死ということも、悲しいことですがあり得るのですね。私もそのような思いをしたことがあります。
鳥海山はぶちょうほう様にとっては特別な山なのでしょうね。

栗駒山荘はスタッフには若い方も多かったですが、皆さん、気持ち良い応対の方ばかりで、良い印象でした。

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