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2011-10-24

今年も梶ヶ森へ、その9、山頂

10月7日に登った梶ヶ森の記事をだらだらと続けていますが、そろそろブログも8年目に入ったかな?と思い、先ほど確認してみましたら、このブログへの初めてのアップは2004年の10月16日でした。自分でも驚きましたが、丸7年以上も続けてきたんですね。

特にさぁ始めるぞと思って始めたわけでもないのですが、野山に行ってると、知らない間に7年が経ってしまったというのが実情です。あまり変わり映えのしないブログですが、これからもよろしくお願いいたします。

さて、話は梶ヶ森にもどりますが、天狗の鼻から山頂へは立派な車道もついていますが、いつも通り、登りは登山道を登ります。

 Pa076058    

キャンプ場周辺は草原になっていて、草刈に遭ったと思しき草丈の低いリンドウが、まるで草原に張り付くように咲いていました。

Pa076076 四国ではこの秋初めて見るナギナタコウジュが登山道の入口に咲いていました。

9月末には東北でたくさん見ているのですが、毎年どこかで見ることができる野草です。

Pa076078 登山道わきの草むらで咲いているリンドウは丈が高いですね。草刈されてないからでしょうね。

Pa076084 こちらはヤマジノホトトギスの花後の姿のようです。

サヤの先端が開いていて、もう種を落とした後のようです。

Pa076085 梶ヶ森山荘が見えてきました。

山荘は天文台にもなっています。

Pa076088 ホソバノヤマハハコが、何とかドライフラワーになる手前のようでした。

これも栗駒山ですでに見ていますが、栗駒山のはヤマハハコ、四国のはホソバノヤマハハコとなるようですが、実際はそれほど違わないように思いました。

Pa076089 ススキの向こうに先ほど歩いた天狗の鼻が見えてきました。

Pa076091 センブリは結局、山頂直下まで、ほぼ途切れることなく咲いていました。

Pa076094 シコクフウロの咲き残りが一輪だけ残っています。

Pa076095 センブリを見るには一番良い時期に訪れたようです。

Pa076097 13時10分、のんびり歩きの末、山頂に着きました。

山頂には誰もいません。

こんな天気の良い日は、車で上がってきている人も見かけることがあるのですが、この日はそんな人もいないようでした。

山頂もちょうど良い気温で、ベンチに座ってのんびりとお昼ウを食べ、食後のコーヒーをいただきます。

私は、春以後では、アルプス行きを除いて、初めてテルモス持参でホットコーヒーをいただきました。

Pa076102 のんびりした後、山荘へと下り始めます。

山荘の向こうには剣山系でしょうか、午後に入って山が少しはっきりと見え始めました。

Pa076104 梶が森山頂にはこの3本のアンテナが立っているので、どこから見ても梶ヶ森だということが直ぐにわかります。

Pa076106 山頂直下にもナギナタコウジュがびっしりと花をつけていました。

Pa076128 下りはこれまたのんびりと車道を下ります。

Pa076132 岩に咲いているリンドウ発見です。

栄養が乏しいと思うのに、土に咲くより花つきが良いのが不思議ですね。

Pa076136 途中で青空背景のマユミの実を見ることができました。

Pa076138 バライチゴの実が真っ赤に熟したのも見ましたが、以前、あまり美味しくなかったという記憶があったので、お味見はやめました(^_^;

コメント

こんにちは。
ブログ8周年おめでとうございます。私も2004年8月からですから、ほぼ同じ頃にスタートしたんですよね。keitannさんの植物知識にいつも感服しています。これからもお付合いのほど宜しくお願い致します。
ナギナタコウジュは、当地ではだんだん見られなくなりました。それこそ8年前は、あちこちに顔を出していたのですが、開発が進むと野草も住みにくくなります。

多摩NTの住人様、こんばんは。
10月に入ってから秋祭りの世話役でバタバタ続きで、まともな山歩きはこの梶ヶ森行き以来お預けでした。
ブログをアップするのがやっとという毎日でしたが、忙しさが一段落してふと考えたら、ブログを始めてから丸7年が経っていたのに気付いたというわけでした(^_^;
御ブログに遅れること2か月でブログを始めたのですが、本にするわけでもなく、一向に代わり映えもせず、だらだらと毎年、似たようなことをやっています。
でも、まだ山にも花にも飽きてはおらず、これからも野山の花を見ていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ナギナタコウジュはこちらでは山にさえ行けばまだまだ健在ですが、御地では住宅地の傍に咲くのですから、自然が残っていると言えますね。

keitann様 こんにちは
ブログを7年続けてこられて、ブログに対するスタイルもそんなに違っては居ないのではないでしょうか。
これはとても立派なことだと思います。

小生はブログをいつ始めたのかはっきり判らなくなってしまいましたし、容量の関係で、始めのころの記事から順に削除していますので、ブログの作り方の変わり方も定かではなくなっていますが、たしか写真一枚で一記事というやり方だったような気がします。

それからHPなどのデザインに詳しい方から教えてもらって、要らぬテクニックにこだわった時期もありましたがすぐにそれは捨ててしまい、今のパターンの記事作りが長く続いているような気がします。

途中でいろいろなことがあり、現在では毎日更新するというやり方は息切れがしてしまい、気が向いたときに更新すると言うやり方に傾いています。
これからもどうか細く、長く、肩肘張らないお付き合いをお願いいたします。

こちらでリンドウ、センブリの素敵な姿を拝見し、小生も近いうちにもう一度里山に出かけたいと思っています。

ぶちょうほう様、こんばんは。

いつの間にか、ブログを始めてから丸7年が経ってしまいました。長かったような気もするし、ほんのこの前だったような気もします。
ブログを始める少し前に急死した昔の山仲間も、そう考えると、亡くなってからもう7年余りが経ったんだな~と思うこの頃です。
昔の記事を見ると、その頃が甦りますね。
思えば、ぶちょうほう様の御ブログに出会ったのも、この年に仙丈に登り、植物名を検索していたときだったと思います。
ぶちょうほう様は昔の記事は削除されているのですか?
容量の制限があると、すべての記事を残すのは難しいですね。私はそれが残念で、有料のブログにしましたが、それでブログのすべての記事を残したとしても、どれだけの意味があるかはわかりません。
一種の絵日記に近いと言えますが、肩の力はかなり前から抜けていますね。
こちらの里山でもセンブリが咲き始めましたので、もう少し経てば、シマカンギクやヤマラッキョウ、リュウノウギクなど晩秋の花に移行することでしょう。

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