秋晴れの三嶺を歩く、その9、紅葉
すでに落葉している気も目立ちますが、黄葉しているのはブナかもしれません。
去年の10月に登った時はカエデ類の赤がとても見事で歓声を上げたものですが、今年は時期的に少し遅かったのと、二度の台風のおかげでどこも紅葉が去年ほど鮮やかではないということです。
落ち着いた、渋い紅葉が今年の紅葉の特徴のようでした。
下っていく方向の西側に谷が見えていて、沢の流れもはっきりと見えます。
これがフスベヨリ谷のようです。
光石からフスベヨリ谷沿いに歩くのが高知側からのメインルートだったのですね。
5年ほど前の台風でフスベヨリ谷の道は荒れているらしいですが、ここからはそこまでは見えません。
三嶺の小屋がちょうど目線の高さで見えますが、これからは見えなくなってくるでしょうね。
それにしても、すぐ横に見えてる斜面の素晴らしく急なこと・・・。
ヤマラッキョウの花後の姿です。
こういう下りはストックがあったほうが良いのか、ないほうが良いのか…ちょっと判断に困るような下りでした。
北アルプスではほぼ全行程をダブルストック利用で歩いてるので、ストック利用でと言われれば、それでも歩けます。
でも、帰りは時間がないので展望鑑賞はなしです(^_^;
何しろ夕方7時から自治会の寄合があるのです。
午後2時になっても青空と展望の良さは変わらず、西熊方面も雲一つないままです。
上を見上げたら今度は下で、谷の紅葉が西日のおかげで、良い感じです。
名頃からのコースではこういう眺めは山頂直下の辺りまででした。
アプローチの雰囲気は高知側のほうが断然素晴らしいです。
下りでは大岩付近の通過は巻道を利用しました。
鎖場や急坂を無事通過して、ほっとして三嶺を見上げました。
3つの嶺があって、山嶺の名前に納得出来ますね。
この辺りは三嶺が良く見えるので、何度も振り返ります。
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