秋晴れの三嶺を歩く、その10、太平洋が見えた、そして下山
海は海でも、石鎚山系から眺める瀬戸内海とは違い、剣山系から見えるのは太平洋です。
方角や入り江の形からいって赤岡辺りかとも思いますが、高知の人間ではないので、自信はありません。(^_^;
光線の具合が朝とは違うので、また印象が少し違います。
雰囲気の良い樹林の中をくぐっていくと、もうすぐ登りも終わりのようです。
稜線が大きくカーブして、剣山の方向を眺めると白髪の避難小屋が小さく見えてきました。
太陽を背負って歩くので、カメラを構えると自分の影が長く写ります。
こんなところにも秋を感じますね。
さて、16時下山が目標ですが、間に合うでしょうか。
一日中、姿を見せてくれて「ありがとう」と言いたいぐらいでした。
朝は見えなかった丸笹山も今でははっきりと見えています。
15時18分、稜線から林道への分岐を通過します。これがこの日最後に見た三嶺でした。
今度来るときはシュラフも買って、小屋泊まりで満天の星が見たいものだと強く思いました。
そして、7月の西鎌尾根からの槍のことを思い出しました。
もう一度、この日の三嶺のように槍が近づくのを眺めながら西鎌尾根を登りたい・・・・。
向かって右が石立山、そして左側のてれっとした山が中東山・・・中東山までは登っているのですが、クマの気配が濃厚な山だったので、もう一度登る気にはなかなかなれません。
朝は陽射しを受けて綺麗だったブナの黄葉も夕方は日陰になって冴えませんでした。
車を駐車した場所に下山したのは15時56分でした。
何とか、予定通り16時までに下山できてホッとしました。
返りはTさんに代わって私がハンドルを握ります。
少し薄暗くなった中でISOを上げて撮影したシマカンギクです。
花はほとんど期待せずにやってきたのですが、思いのほか多くの花を見ることができました。
そして、帰路でも、綱附森が夕日を受けて黄金色に染まっているのが、ヘアピンカーブを曲がりながらも見えていました。
いつの日か、綱附森にも登ろうと思ったことでした。
keitannさんこんばんは~♪
お久しぶりです。三嶺のレポートお疲れ様でした。
そして記憶力にはいつも感心させられています。
霧氷と紅葉の一番いい時に登られましたね。
私も高知側からは、遠いのでしばらく登っていませんでしたが、歩きながら三嶺が近づいてくる様が伝わってきて、登って見たくなりました。
自然林のカンカケ谷や綱付新道もいいですね。
また、お会いできること楽しみにしています。
投稿: ピオーネ | 2011-11-08 23:07
ピオーネさん、こんばんは。
確か、裏寒風の登り以来ですね。
御主人のむらくもさんのブログをたまたま検索かけていて拝見したんですが、忙しい時期だったのに、あまりに面白くて2記事ほど立て続けで拝見しましたよ(^_^;
ピオーネさんのブログもリンクをたどって、その時に拝見したんですよ。
それで、昨日は海辺の元T町に友人とランチに行ったんですが、ピオーネさんのブログにあったアッケシソウを見てきましたよ(^_^;でも紅葉にはまだ早かったです。
三嶺には日にちを選んで、一番天気が良さそうな日に行ったんです。それがぴったし当たりました。
もともと三嶺をじっくり見たのは高知側から見たのが最初だったもので、阿波矢筈から眺めた三嶺があまりにも平凡でつまらない山に見えてがっかりしたものです。
なので、高知側から登りたくて仕方がなかったんです。
カンカケ谷からの三嶺も良さそうですね。
あの辺はルートの取り方が工夫で来て面白そうです。
また、どこかの山でお会いしたときは、もう少しゆっくりお話ししたいですね。
投稿: keitann | 2011-11-09 22:01