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2011-12-09

初冬の飛鳥路を尋ねる、その1、徳島から南海フェリーに乗る

11月末の忘年登山で足を傷めたもので山歩きは出来ませんが、旅行ぐらいなら何とかなるだろうということで、6日~7日で奈良方面に行ってきました。12月後半は忙しくなりそうですが、10日前だったら何とかなりそうです。今回は主人も都合がついたので、一緒です。

四国から瀬戸大橋や淡路島経由で行くと、途中で神戸や大阪など車の混んでいる場所を通過するのが嫌で、徳島~和歌山を結ぶ南海フェリーを利用しました。南海フェリーに乗るのは初めてですが、なかなか良い航路です。

Pc079707

今回はいつもと趣が違いますが、トップ画像は飛鳥寺の飛鳥大仏です。現存する仏像では日本最古の仏像だそうです。

Pc069610 自宅を出たのは8時半ごろです。

高速に乗ると車窓から見えるのは里山のコナラやハゼの紅葉でした。

温暖化が進んだ近年では里山の紅葉の見ごろは12月上旬となりましたね。

Pc069612 黄色が目立つのは、どうやらアカメガシワの黄葉ではないかと思います。

Pc069614 フェリーの港へは吉野川の堤防の上を通っている車道を利用して向かったのですが、これが失敗でした。

フェリーの港には普通、標識がちゃんと出ているのですが、国道などを走らなかったからか、標識がなく、港に着くまで少し迷いました。

携帯のナビも起動しなかったのです。

Pc069615  余裕を見て出発したので、何とか出向5分前に着きました。

南海フェリーの船には可愛い女の子のイラストが描かれていて面白いと思いました。

フェリーの名前は葛城山から取ったのか「かつらぎ」でした。

このフェリー、面白いことに、乗船券などは車から降りることなく、ドライブスルーで買えるのです。便利でした。

Pc069621 船に車を乗せたらすぐに、船室に入りますが、まずは甲板を見てきました。

植えの甲板には太陽光発電のパネルなどもあって、これで船内の電気を賄っているんでしょうか。なかなか良い発想ですね。

Pc069617 フェリーは予定通り11時に出港しました。

ちょっと早いですが、売店でお弁当を買って、眺めを楽しみながらいただきます。

後ろには遠ざかる眉山が見えます。

眉山を海から眺めるのは初めてです。

Pc069620 霞んで見えているのは大河原高原方面みたいで、肉眼では風車が見えています。

剣山まではちょっと確認できませんでした。

Pc069623 徳島には東九フェリーも寄港するので、九州や東京にも行くことができます。

画像の船がその東九フェリーで、港は南海フェリーの港とは少しだけ離れています。

Pc069625 こちらは港の北側で遠くに見えているのが香川と徳島の県境に位置する阿讃山脈です。

おじいさんが防波堤を散歩しているのが見えます。

船の旅は小さな船でも大きな船でも、のびのびとしていて、大好きです。

昔は良く船酔いしたものですが、今では酔うこともあまりなくなって、船旅は最高です。

Pc069629 しばらくすると、鳴門と淡路島を結ぶ大鳴門橋が見えてきました。

こちら側から大鳴門橋を見るのは初めてなので、新鮮な眺めです。

淡路島の風車も良く見えています。

乗客はずいぶん少なくてガラガラなので、椅子席も船室もゆったりしています。

途中からは船室で横になって、少し眠ってしまいました。眠れるのがフェリーの良いところです。

Pc069633 途中、目が覚めたら、淡路島の南側に島が見えていました。

沼島(ぬしま)というのですね。淡路島の高速を走っていても見えないし、ましてや神戸側からは見えないので、今まで淡路島のすぐ南にこんな島があるとは知りませんでした。

丁度、沼島の手前を通過しているのが南海フェリーの徳島行きの船です。

沼島の後方に見えているのが淡路島の最高峰である諭鶴羽山のようです。ちょうどこの前日、淡路島在住の花友さんにお会いしたのですが、諭鶴羽山の春の山桜が見事なので、見に来てくださいとお誘いを受けたばかりだったので、良いタイミングで見られました。標高は600m余りだそうです。

Pc069637 12時半には和歌山側が見えてきました。

コンビナートらしきのがはっきりと見えています。

和歌山港には予定通り、13時に到着しました。

設備も良いし、JAFカードで割引も利き、なかなか良いフェリーだと思います。

それにしても、これまでいろいろなフェリーに乗りましたが、会社によって、方針などもかなり違いますね。

コメント

登山や旅行と相変わらずお元気ですね。
脚の具合はいかがですか。
あまり無理をなさらず、お大事になさって下さいね。

多摩NTの住人様、こんばんは。

おかげさまで足の具合もかなり良くなりました。
普通に歩く分には、さほど支障もありません。
じっとしているのが嫌いな性分なので、家にいても
庭仕事だのなんだのと動くので、治りが遅いのかも・・。

でも、動いてないと筋力が衰えるし…兼ね合いが難しいです。

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