新雪の皿ヶ嶺へ、その3、竜神平へ
登るにつれて少しずつですが、積雪も多くなってきました。
年齢を経ても、真っ白な雪の上を歩くのは童心に帰って、心がはやります。
山を歩く人間の精神年齢が若いのは山から常にこういった感動や刺激をもらっているせいでしょうね。
トップを歩くKさんの向こうには、どこを見ても霧氷のついた木ばかりです。
やがて、ブナの木も見えてきました。
ブナの霧氷は今年の石鎚で見て以来ですね。
ほかの木と違い、幹が黒々としているので、霧氷との対比がとりわけ素晴らしいです。
素晴らしい眺めにEさんもTさんもカメラを持つ手に力が入っています。
考えたら春、夏、秋と今まで10回以上皿ヶ嶺に来ているのに、この季節は初めてなのでした。
条件が良かったのか、こんなに分厚い霧氷がついているんですね。
ここを過ぎると、竜神平まで、道はほとんどアップダウンもありません。
竜神平までは、後少しですね。
春はおいわさんに案内してもらって、初めて、上林峠方面を歩きました。
どうやら、Kさんには竜神平が見えてきたようですね。
竜神平は湿原だからか、不思議と竜神平だけは雪が積もっていませんでした。
Rさんもカメラを一眼に変えてから、撮影を楽しまれているようですね。
カマツカに似ていますが、カマツカの実より小さいです。
帰宅してから、他の掲示板で見せていただいて、あっと思いました。
この赤い実はどうやらアズキナシの実のようですね。
アズキナシの実を見たのは初めてです。
初夏の花をここ竜神平で見てないので、何とも言えませんが、消去法で行くとアズキナシの可能性が高そうです。
keitann様 こんにちは
素敵な雪景色を楽しませていただきました。
じつは小生も奥三河の山で雪に出会いましたが、これほどには雪が有りませんでした。
四国の山のほうが三河の奥地よりも雪が多いなんて考えたことが有りませんでした。
前の記事でも書かれていましたことですが、雪が降るとあたりの景色が一変しますね。
それが新雪でしたら、確かに清浄無垢な感じは殊更強まります。
こういうときの赤い実をアズキナシとネット上のお尋ねサイトで教えていただいたことがありましたが、もうすっかり忘れてしまっていました。
アオハダ、カマツカ、ナナカマドと赤い実も悩ませ、楽しませてくれますね。
投稿: ぶちょうほう | 2011-12-22 11:27
ぶちょうほう様、こんばんは。
丁度良い時に新雪が積もってくれたようで、思いもかけず新雪歩きを楽しめました。
この皿ヶ嶺は標高1200mと大したことはないのですが、雪も良く積もるし、ブナはあるし、山野草の植生も素晴らしくて、手軽に登れる割に見どころが多いです。
少し移動して石鎚に行くと、去年は深いところでは積雪が1~2mもありました。
雪は何度も融けたり凍ったりを繰り返すと、薄汚れてきて歩きにくくなりますが、新雪は良いですね。
冬でもまだ冬の入口の辺りですと、木の実も多く残っていて、雪に赤い木の実など見えると映えますね。
そういえばアオハダの実を今年は一度も見ていませんでした。
投稿: keitann | 2011-12-22 22:49