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2011-12-22

新雪の皿ヶ嶺へ、その4、愛大小屋

風もなく寒さを感じない歩きでしたが、竜神平までやってきたら少し風が出てきたので、愛大小屋の中でお昼を食べることにしました。

この日は、おいわさんの写真展見学という次の予定があるのと、私の足の不調もあって、山頂はパスするという話になっていました。皿ヶ嶺は、山頂はあまり面白くない山だし、今まで10度は山頂を踏んでいるので、パスしても構わないでしょう。

Pc119956

愛大小屋の中で食事をするのはこれが二度目です。

2年前の4月末だったか、春の花を見に皿ヶ嶺に来た時のこと、とても4月末とは思えないほど寒い日で、慌てて小屋に逃げ込んだ日がありましたっけ。

体感温度はそのときのほうが寒かったと思います。

Pc119950 小屋の中は2年前とは様子が変わっていました。

以前は中央の通路を挟んで両側に板間があったのが、片側が土間になって大きなテーブルが置かれていました。

ざっと、10人ほどもが周囲に座れそうなテーブルです。

ガスコンロでの煮炊きはテーブルがあると助かりました。

皆で、暖かいカップ麺など食べた後、持ち寄りのおやつと熱いコーヒーで和みました。

途中で、2人、毎日のように皿ヶ嶺に来られているという方が入ってこられました。

今年の5月にもお会いした方で、皆、その時と同じメンバーなので、すぐに思い出しました。

Pc1199533 小屋の中はちょうど0℃でしたが、小屋から出るとマイナス3℃です。

でも、寒さはさほど感じません。

小屋の中では薄手のダウンを着込んでいたのですが、下りは汗もかかないので、ダウンを着たまま、下ることにしました。

Pc119957 11時過ぎに、下山開始です。

駐車場には12時には下山できそうで、予定通りです。

Pc119960 下山時は、かなりの人に出会いました。

この日は午後から晴れとの予報が出ていたので、皆さん、それを当てにして遅めに登られていたようです。

Pc119961 すっかり朽ちたように見えるのに、新しい枝を伸ばした木です。

すごい生命力ですね。

Pc119966 下ってしまえば霧氷は見られないので、振り返っては楽しみます。

Pc119976 これはなんだかお分かりですか?

ブナの三角どんぐりです。

クマの好物だそうですね。

Pc119977 こんなぱっとしないお天気でも、不思議と海や島が良く見えます。

Pc119980 私のペースがゆっくりなので、先ほど小屋で一緒になった方2人には先に行っていただきました。

お二人のうち、男性の方のほうは登山道の整備をされてらっしゃるそうで・・・・

Pc119981 この道もその方が整備されたそうです。

60代後半とお見受けしましたが、お元気な方です。

それにしても最近の山道の整備は目覚ましいものがありますね。

Pc119983 風穴のすぐ上まで下ってきたら、モミジの仲間の翼果でしょうか、こんなのがいっぱい落ちていました。

Pc119987 真っ白な雪の上ではこんなシダの黄葉も綺麗です。

でも、登山道は登りの時は新雪でとても気持ち良かったのですが、下山時はかなりの人に踏まれたので、もうあまり綺麗ではなくなっていました。

やっぱり、早朝出発で正解でした。

Pc119989 ジャスト12時に駐車場に下山してきました。

登りの時とは違い、車の轍がついて、新雪らしさが半減です。

Pc119991 植栽でしょうが、ナナカマドの赤い実が綺麗だったので、撮影です。

Pc110007 黒い実と赤い実のツーショットを見かけました。

黒いのはスイカズラですが、赤い実は何でしょう?

まだまだ名前のわからない実がたくさんあります。

Pc110018 これも植栽の木ですが、コブシの花芽です。

花たちはこうして花芽のままで冬をやり過ごすのです。

Pc110027 赤い綺麗な芽はドウダンツツジの花芽ですね。

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