蟠蛇ケ森で春を先取り、その3、太平洋を眺める
菜の花かセイヨウカラシナか確かめませんでしたが、黄色い花の向こうに見える太平洋はいかにものどかで、とても1月の海とは思えないぐらいです。まるで春霞のように霞んで見えました。
島が点在していて、対岸の岡山が見える瀬戸内海とはまた一味違う眺めですね。
農作業をしていた地元の方に道を尋ねて、お墓の横から、またまた登山道を登ります。
2年前もそうだったのですが、今回も、中腹にある4番鉄塔を目指して登ります。
ここからは、もう民家はなくて、次第に足元には白い石灰岩が目立つようになります。
2年前にコショウノキの花が咲いていたところに差し掛かったので、トップを歩くEさんに気を付けて見てくださるようにお願いしていたら、花芽の上がったコショウノキを見つけてくださったのです。
残念…咲いていると思ったのに、今年はまだ咲いてなかったのかな?と思いながら登っていると・・・
これは高知や徳島では時々見かけるハナミョウガの実ですね。
この辺りは杉林の下になっています。
そして、嬉しいことに、コショウノキの花の開花株が見つかりました。
ここだけ日の光が当たっているようで、開花が早かったのでしょうね。
杉林の木陰にはハナミョウガと同じ赤い実をつけたオモトもいっぱいあるようです。
それにしても、木陰に入って「涼しくて気持ちいい」と思うなんて、とても1月の山歩きとは思えないでしょう??
標高は500m近くまで上がったのですが、海に近い山なので、まだツワブキがあちこちに見えます。
11時56分、ようやく急斜面を登り切って、車道に飛び出しました。
平野部がかなり下に見えています。
サヤの赤い色はもう飛んでいるようです。
ここで、山友達のTさんからの差し入れの干し柿を皆で食べながら一息入れました。
何しろ、蟠蛇ケ森葉急登続きなので、どこかで一息入れないと、かなりきついです。
やはり海に近い山らしく、トベラもあって赤い実がここでも弾けていました。
車道から上は自然林になっていますが、木の株もとにはキツネノカミソリかオオキツネノカミソリのものらしい葉っぱが早くも青々と茂っています。
香川の山では、今頃は雪の下になっているように思うのですが、やっぱり早いですね。
Kさんは暑いのか、腕まくりされています。
登る前に「高知の山は暑いから薄着で」とメールすれば良かったですね(^_^;
甘みと酸味のバランスが絶妙で、汗をかいた体には酸味が美味しいですね。
これはジャムにしても美味しいのだそうですよ。
こんにちは。
他のブログでもフユイチゴを見ました。
私もぜひ味見してみたいですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2012-01-15 14:53
多摩NTの住人様、こんばんは。
フユイチゴ、今年はあちこちでたくさんの実をつけているみたいです。
前回お味見した時は、まだ酸味が勝っていて酸っぱかったのですが、今回はとても美味しかったですよ。
日当たりのよい場所の実だからかも・・・。
次回、ご覧になったら、ぜひお味見されてくださいね。
投稿: keitann | 2012-01-15 23:34