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2012-01-09

里山でトレーニング、その3、シュンランに花芽

弥谷山を過ぎて、黒戸山方面へと足を伸ばすことにしました。

しかし、黒戸山まで行き、久保谷方面へと電力の保線路を下ると、下山口から登山口まで車道歩きが30分はあります。そうなると、帰りが遅くなるので、実家に電話して、母が迎えに来てくれるようなら黒戸山まで行くことに、だめなら黒戸山への途中にある分岐から弥谷寺方面へと下ることにしました。

電話をかけてみたら、運の良いことに母は家にいました。特に予定はないとのことで、迎えに来てもらえることになったので、16時半に鉄塔保守路の鶏月まで迎えに来てもらうよう頼みました。ところがこの後、携帯の電源が切れたのです。

P1060856

シュンランがちらほらと見えてきました。

陽射しの中ですっきりとした葉がとてもきれいです。

シュンランって、花も綺麗ですが、草姿も良いですね。

P1060855 葉が黄金色に染まったサルトリイバラです。この時期にまだ葉があるのはやっぱり珍しいですね。

P1060857 普通はこんな風に葉っぱのない姿を良く見かけます。

P1060858 コウヤボウキの実も今年はたくさん残っていて、綺麗なピンクの綿毛も何とか見られました。

P1060872 センボンヤリの秋の閉鎖花の跡が残っています。

この場所はいつもセンボンヤリをたくさん見る場所ですが、春はまだ見たことがないのです。

P1060882 黑戸山山頂には16時20分着でした。

ところが、このときには携帯が充電切れで時刻がわからなかったのです。

まだ4時半には間があるだろうと思ったのですが、かなり感覚がずれていました。

P1060896 先ほど登った道を引き返し、久保谷方面へと保線路を下り始めます。

この道も今年の秋は通ることがないまま過ぎてしまいました。

途中、イワカラマツがなかなか綺麗な色で黄葉しています。

P1060897 仁尾方面の山越しに燧灘方面が夕日に染まって黄金色です。

P1060901 一方、すぐ近くに見える紫雲出山方面は、太陽が雲に隠れてしまって、夕映えが見えないのが残念です。

夕日に照らされると、なんでもないものまで綺麗に見えるから不思議ですね。

P1060906 シマカンギクがまだ咲き残っていました。

島では時々見ますが、島ではない山で、1月に入ってシマカンギクを見るのはちょっと珍しいです。

P1060909 ヒメハギの渋い紅葉・・・。

P1060910 そしてこちらはイブキシモツケの鮮やかな紅葉。

イブキシモツケの紅葉って、こんなに鮮やかとは知りませんでした。

P1060912 かなり下ってきたところでイヌホオズキの白い花を見ました。

これは、冬場でもちょくちょく見ますね。

P1060914 いつものマユミの木まで下ってきました。

ほぼ下ったというところです。

上から見下ろすと母の車が見えました。

なのに、車が向こうのほうに走って行ってしまいました。

下山は17時でした。

このときは16時半を少々過ぎた頃かと思っていたのですが、母との約束の時刻を30分も遅れてしまっていました。

P1060916 仕方なく、母の車が再び来るのを車道で待っていると、夕方の空に、きれいな月が出ています。

しばらくしたら、母の車がやってきました。

私の下山が遅いので、電話しようと公衆電話を探していたようです。

母の携帯も調子が悪くて修理中で、私の携帯も充電切れだっというお粗末でした(^_^;

でも、何とか無事に拾ってもらえました。

母は80歳になったのですが、つい最近、免許の講習を受けて、後3年間の免許書をいただいたそうです。記憶力も動作も50代並みと言われたそうで喜んでいました。(^_^;

いまだにアッシー君をしてくれるのですからありがたいものです。

P1060880 途中で見かけたシュンランの花芽です。

1月初めでも立派な花芽を二つ上げています。

P1060841 これも途中で見かけたミヤマウズラの葉。

綺麗な模様が入っています。

P1060859 こちらはセンブリのロゼット。

今年もいつもの里山に、いつもの花が咲いてくれそうです。

大震災の後だけに、いつもの里山にいつもの花が咲いてくれることの有難さを感じずにはおれませんでした。

コメント

こんにちは。
コウヤボウキのピンク色が綺麗ですね。
私も以前見ましたが、今年の冬は白い毛ばかりで、ピンク掛かった色が見つかりません。

多摩NTの住人様、こんばんは。

コウヤボウキのピンクの綿毛、見られない年もありますよね。
私も去年の冬はついぞ見なかったような気がします。
今年は遅くまで綿毛が残っているようですから、まだチャンスはあるかもしれませんよ。

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