鳴門の大麻山に登る、その3、ナルトサワギク
ようやく登山口への道がわかり、ほっとして歩き始めました。
しかし、すでに午後二時半を回っているので、気持ちがちょっと焦ります。この時期は夕方5時半ごろまでは何とか明るいし、それまでには下山できるだろうと思うのですが、この日は夜7時半から用事があるので、逆算すれば6時半には帰宅したかったのです。
登山口まではちょっと細いですが、舗装された道です。
その道の横に、何やら黄色い花が見えました。悪名高きナルトサワギクです。私がナルトサワギクを最初に見たのは2年前の初夏、淡路島でのことでした。可愛い花なので栽培されているのかと思ったら、道端にいくらでも生えているので、これがあのナルトサワギクかと、気づいたものでした。
そして、この日は、板野インター~鳴門インター間の高速の法面にいたるところでナルトサワギクが咲いているのを見てびっくりしたのでした。最初に見たのが初夏だったので、一番寒い今の時期にこれほど咲いているとは驚きました。
そのナルトサワギクが大麻山登山口付近で、1株だけ咲いていたのです。
初夏にも咲き、一年で一番寒い今の時期も咲いているということは、繁殖力がひじょうに旺盛だということですね。
特定外来生物に指定されていて、各自治体では駆除に躍起のなっているようです。
花は可愛いのですけどね・・・。
結局、先ほどのドイツ橋のところからもっと東方面に回り込んで歩いていたら、登山口に行けてたようです。勘としては悪くなかったのですが、事前にもう一調べしておくべきでした。
行く手にこんもりとした格好の山が見えてきましたが、方向から考えるとこの山が大麻山のようです。
どうやら、前方に見えてきた鳥居が登山口のようです。
車も数台は駐車できそうですね。
そうと知っていたら、ここまで車で入っても良かったのですが、初めて登る山はこんなことが多いですね。
登山口から歩き始めてすぐに、普通の山道と石段の道とに分かれます。
おそらく、どこかで合流するのだと思いますが、最初から石段はきついので、山道を歩くことにします。
丁度、石段を下ってこられた人がいたので、念のためお尋ねしたところ、やはり上で合流するとのこと。
山道沿いにもやっぱりヤブツバキがあちこちで咲いていて、花の少ない時期にはこのヤブツバキが嬉しいですね。
カナメモチも所々で見かけたのですが、このカナメモチの実はすばらしく豊作でした。
これだけ実がなってると、見ごたえがありますね。
10分ほど歩いた 14時53分、石段の道と合流したようです。
尾根筋のような場所を歩いているようですが、どちらのルートを歩くのが早いんでしょうね。
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