塩飽諸島の本島を歩く、おまけ、イヌノフグリと夕日
一昨年の粟島散策でイヌノフグリを見かけて以来、冬場の島歩きでは、イヌノフグリヶ咲いてないか注意して見るようにしていますが、今年は会うことができました。
去年の粟島散策では咲いているのを見ることができなかったので、2年ぶりに会えたわけですね。
本島のイヌノフグリは寒さのためかどの株も株が真っ赤に紅葉していました。
本島に来てからも気を付けながら歩いていたつもりですが、この葉っぱなら、結構あちこちで見たような気がしました。でも、とにかく、花があまりにも小さいので咲いていても気づかないんですよね(^_^;
このときも危うく見過ごすところでした。
蔓延っているように見える真っ赤な葉っぱは全部イヌノフグリなんです。
こんなにはびこっていますが今や絶滅危惧種なんですよ。
小さなピンクの花が咲いているのがわかります。
でも、島では良く見かけますが、私自身は島以外ではまだ見つけたことがないのです。
ともかくも、イヌノフグリを見たいのであれば、島に行くほうが見られる確率は高そうです。
帰りの船の中では本を読むのに夢中になっていましたが、ふと目を上げると高見島に夕日が落ちるところだったので、慌ててカメラを持ってデッキに出てみました。
一旦沈んだ夕日でしたが、船の位置が変わるので、島を眺める角度が変わったことにより、もう一度夕日を眺めることができました。
普段は海に落ちる夕日を見る機会はそうそうありませんが、島歩きの帰りにはこうして綺麗な夕日も眺められます。
たった4,5時間の本島滞在でしたが、歴史、展望、野草、野鳥と見るべきものはたくさんあって、濃厚な一日を送ることができました。
冬場の島歩きは得るところが大きいです。
keitann様 こんにちは
島訪問のフィナーレは入り日でしたね。
最近はこういう景色を見て居ませんので、こちらで見ることが出来て思わず知らず「ラッキー」・・・と思ってしまいました。
イヌノフグリは絶滅危惧種になっていますか、そういえば見た記憶がないような気がしますね。
これは今の三河にもあるのでしょうか。探してみたいと思いました。
それにしてもあるところにはたくさんあるものですね。
蔓延るという言葉がぴったりではないでしょうか。
投稿: ぶちょうほう | 2012-02-13 14:19
ぶちょうほう様、こんばんは。
秋から冬にかけて、島を訪れると、帰りの船から夕陽が綺麗に見えるのが良いですね。
船からだと邪魔なものがないので、撮影には最適です。
実は昨日も東のほうの里山に登っていたので、西の我が家目指して車を走らせていたら綺麗な夕日が見えました。でも、道路からだと邪魔者があったり、走っている最中で、シャッターを切るのはなかなか難しいです。
イヌノフグリは古い時期に日本に入ってきた帰化植物と考えられているようです。でも、現在では生育環境が失われているのでしょうか、見るのが難しい植物になったようです。
古い建物の土塀とか石垣を探せばよいそうですが、私も昨日の里山歩きの際に気を付けて見ていましたが、島以外の場所で見るのはほんとに難しいです。
でも、三河にもきっと残っているでしょから、ぜひ探されてみてください。
投稿: keitann | 2012-02-13 23:17