早春の高知花散策、その1、思いがけない雪景色
例年の私の花散策は、たいてい、県内のユキワリイチゲか岡山のセツブンソウで始まるのですが、今年は高知のシコクバイカオウレンとシコクフクジュソウで幕開けとなりました。
というのも、以前からの野草仲間のMさんが2月19日に高知にいらっしゃるのに合わせて、案内かたがた自分たちも花散策をしようということになったのです。Mさんは空港でレンタカーを借りるご予定だったのですが、フクジュソウを見に行く予定の場所は凍結することがあるので、私の山友達であるRさんに車出しをお願いして、一緒に散策することを提案しました。しばらく散策を休んでいたTさんも一緒に、賑やかな花散策となりそうです。
画像は19日に見てきた高知のシコクバイカオウレンです。
当日は朝6時半に集合にしました。ところが、自宅を出る段になってびっくり、辺りは雪が舞っていて、路面が見る見る間に白くなっているのです。この冬一番の雪です。
集合場所についてからも、このぶんでは高速が通行できるかどうかが疑問です。そうこうするうちに高松のRさんもやってきて話すには高速高知道は18日夜からすでに通行止めとのこと。仕方ない、下道のR32を走るしかありません。幸い、途中で寄り道するつもりで集合時間を早くしていたので、下道を走っても、空港にMさんを迎えに行くのは、そう遅くはならないだろうと判断しました。
心配なのは徳島との県境の猪鼻峠越えでしたが、融雪剤を撒いてあるのか、それとも平野部だけに局部的に降ったのか、猪鼻辺りでは雪はそれほど降っていません。
阿波池田付近もそれほど雪はありませんでしたが、山城町付近でチェーンが必要と電光掲示板に出ています。
なるほど、大歩危小歩危辺りに差し掛かると、辺りは雪景色に変わってきました。
この辺りは吉野川沿いで標高はあまり高くないので、こんなに雪景色になっているのは、あまり見たことがありません。
東京から高知に向かう高速バスも高速が通行止めなので、すぐ前を走っています。
そして、バスの向こうには山の斜面に張り付くように建っている集落が朝日を受けて綺麗です。
相変わらずチェーンと言う文字が見えていますが、スタッドレスタイヤの車が多いのか??特にチェーンを装着した車は見かけませんでした。
いつも休憩する吉野川のほとりのコンビニでコーヒー休憩した後、大豊目指して走ります。
祖谷の入口辺りまでは、R32を走ることもありますが、ここから先はあまり走る機会がないですね。
道沿いの木にもこんなに雪がついています。
途中、吉野川の向こうに梶ヶ森がとても綺麗に見える場所があったので、車を停めて撮影タイムです。
こんなにきれいに見えるのはほんとに珍しいです。ましてや雪景色の中で見るのはすごく珍しいですね。
もう少し、大豊側に走ったところからも、車窓から梶ヶ森が綺麗に見えたので、激写してみました。
でも、この青空・・・高知は快晴間違いなさそうですね。
大豊以南は通行止めになってないので、大豊からは高速高知道に乗ります。
そして南国インターを下りるころには、こんな暖かそうな眺めになっていました。
冬場の四国では「トンネルを抜けると青空だった」ということが良くあります。
実際、冬の高知は瀬戸内側よりも気温が3~4℃は高いです。
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