早春の高知花散策、その3、ナンカイアオイ、トサミズキ
葉っぱはミヤコアオイに似ていて、花はクロフネサイシンに似ていると思いました。
4,5年前にも1月に高知の山に登った際に、ナンカイアオイの葉を結構見かけましたが、その時は花はまだ咲いていませんでした。それでも2月に開花するとは、高知の暖かさのせいなのか、それともナンカイアオイの花期がもともとこんなに早いのでしょうか。
土の色とほとんど同じ色の花なので、普通に歩いていただけでは花には気づかないと思います。
花によっては土の中に半分ほど隠れているようなのもあります。
薄暗い樹林の下で咲くので、撮影もISO感度をかなり上げて撮影しないと、シャッターが下りず困りました。
検索によると香川の山にも自生するので、今度から気を付けて見てみようと思います。
今まで香川の山に咲くのはミヤコアオイだとばかり思っていたのですが、模様が少し違うのもそういえば見たことがあるように思うのです。
花の時期に見れば間違えることはなさそうですね。
さすがに春の訪れの早い高知です。
高知は蛇紋岩地が多いので、蛇紋岩地に自生するトサミズキも数か所で見られるようですが、その日の行程の都合の良い場所に立ち寄りました。
まだまだ開花した姿は見られないだろうと思っていたのですが、日当たりのよい場所の1株だけがほころび始めていました。
我が家のトサミズキはまだまだ花芽が固いので、ここでも高知の花の早さに驚きました。
青空にこんなレモンイエローの花が見られたら、2月と言っても春と錯覚しそうです。
実際、この日の高知の平野部はとても暖かで、歩いていると汗ばむほどでした。
嬉しかったのは、トサミズキの実と種を始めて見られたことです。
我が家にも植えて5年ほど経つトサミズキがありますが、今まで実がなったのは見たことがなかったので、トサミズキには実ができないのだとばかり思っていたのでした(^_^;
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