塩飽諸島の本島を歩く、その5、遠見山
マンリョウは低山を歩いていると、ごく普通に見かける低木ですが、今の時期は真っ赤な実が綺麗です。
と言っても我が家の庭にも勝手に生えてきたマンリョウが何本もあるので、珍しくはないのですが・・。
コウヤボウキの実も出てきて、低いながらも山の中を歩いている雰囲気が出てきました。
こんな道標も出てきましたが、遠見山に行きたいので、なおもそのまま進みます。
今年はいつまでも落葉樹の葉っぱが残っていたのですが、ようやくすっきりと落葉したアベマキの木。
道端にシュンランの芽もいくつも見られますが、花を咲かせるにはまだ小さすぎる株のようでした。
この展望広場と言うのが遠見山のことのようです。
道標に従い登り始めました。
道は綺麗に整備されています。
おやみ堂と言って本島の2番札所のようでした。
木の間から、先ほど乗ってきたフェリーのほんじま丸が停泊しているのが見えます。
先ほどモッコクの木を見せてもらったおかげで、自生のモッコクの木を何とか見分けることができました。
葉っぱを覚えておかなければ・・・。
ここがどうやら遠見山のようです。
アンテナはドコモのアンテナのようでした。
標高はわずか100mちょっとですが展望は良いです。
瀬戸大橋が綺麗に見渡せる場所にベンチがあるので、腰かけて、橋を見ながらお昼ご飯にしました。
コンビニで、おにぎりとカップ味噌汁を買ってきてあったので、テルモスのお湯でお味噌汁を作ります。
でも、暖かい日だったので、冷たいお茶に冷たいおにぎりでも全然OKでしたけどね。
いながらにして岡山側と四国側が見えます。
木の階段が整備されていて、歩きやすい道でした。
サルトリイバラに絡まれた後なのか、木の幹に食い込んだ後が哀れな木。
ヤマモモも香川の低山では良く見かけます。
道標には古墳や城跡まで書かれていますが、結局、見学したのは笠島の町並みだけでした。
北に向かっているはずなのですが、ずいぶん日当たりが良くて、コウヤボウキの実が鈴なりに実っています。
妙見様と書かれています。
島なのでツワブキはどこにでもありそうなものですが。ここで初めてツワブキの株を見ました。
本島はそれほど大きくはない島ですが、島内の神社とお寺の数はものすごく多いです。
私はつい最近、BSの番組で知ったのですが、塩飽諸島の大工はもともと船大工だったため、腕の良さは有名なのだそうです。
その腕の良い大工たちが建てたのが笠島の町並みと言うことでしょうか。
尾上神社には芝居小屋もあったようで、建物は取り壊されていましたが、名残の石がありました。
神社まで下ってくると、いよいよ笠島集落です。
keitannさん、こんばんは。
僅か100m少しの山頂ですが流石に瀬戸内海に浮かぶ島
岡山も香川も望める場所での昼食は贅沢ですね^^)
早くこんな暖かい日が来るのが待ち遠しいですね。
投稿: k2 | 2012-02-06 22:26
k2さん、こんばんは。
ほんとは、もう少し高い山にも登るつもりが、このときは歩きくたびれてしまい、結局、この日登ったのはたった100mの山だけでした(^_^;
でも、島の山は低くても周囲が海なので展望は良いですね。それに暖かで、いつまでいても体が冷えないのが良いです。
ところで、一昨日~昨日にかけて、家族3人でk2さんのお膝元の神戸にお邪魔してましたよ。もっとも、ポートアイランドのホテルに泊まったのと、三ノ宮の居酒屋さんで飲んだぐらいで、私たち夫婦は主に京都観光してきましたが(^_^;息子は神戸で大学生活したもので、昨日は終日、神戸をぶらぶらしたそうです。
投稿: keitann | 2012-02-06 23:50