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2012-05-11

5月上旬の散策から、ランの季節

四国は温暖な土地柄を反映してか、ランの仲間も多いようです。

3月末~4月にかけては野山にシュンランが数多く咲く季節ですね。

そして、5月の声を聞くとエビネ、キンラン、ギンランを見るようになります。

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ギンランは西赤石山にアカモノやツガザクラを見に行くと、よく咲いていて、苦労せずに見られますが、今年は里山で見ることができたというのが、何と言っても驚いたことでした。

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県内でも時折見かけますが、それは標高1000m近い場所です。

これほど標高の低い場所で咲くとは、正直、驚きました。

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キンランもどちらかというと標高500m以上の野山で見ているように思います。

しかし、キンランはほかの地方の方のお話では人家に近い低山でも見かけるそうですね。

私も県内では3か所でキンランを見ていますが、良く目立つ花なので、すぐに盗掘されてしまい、翌年見られるどころか、数日後に行っても掘られてしまって姿が消えているなんてことがしょっちゅうです。

キンランでは悔しい思いを何度もしています。

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里山のエビネは数十年前のエビネブームとやらの時に、ずいぶん盗掘されたそうです。

私も標高の割合高い場所では自生のエビネを毎年見ていますが、今回は機会があって里山のエビネを見ることができました。

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エビネは横浜の花友達の方にいただいた株を我が家でも植えていますが、放っておいてもどんどん増える野草です。

盗掘さえされなければ、里山でも数十年前のようにエビネの花盛りを見られると思います。

来年、今年よりもたくさんの花が咲いていることを願っています。

コメント

こんにちは。
キンラン、ギンラン、エビネが見られてとても良い環境のようですね。エビネの自生は、さすがに当地では見られません。

多摩NTの住人様、こんばんは。

キンラン、ギンラン、エビネは今までにも毎年のように見ていたのですが、一日のうちにすべてが見られたというのが今年はすごかったです。
エビネは関東にはあまり咲かないのでしょうか?
こちらでは、それでも毎年見ることができるようです。
やはりランの仲間は暖かいところのほうが多いということでしょうか。

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