4月下旬の低山の花
4月末は標高1000m程度にもスミレなどの花が咲き始めますが、一方では低山で春の終わりの花や初夏の花も咲きあがってきます。
4月初めごろまでは花を見るには低山だけ登れば良かったのが、末には低山も標高1000mもと、ほんとに花散策の幅が広がり、体が2つほど欲しい季節ですね。
ジュウニヒトエは最初見たときは植えてあるのかと思ったほどでした。
昔ながらの植生がきちんと残っている場所では結構見ることができますが、最近ではジュウニヒトエの花が見られる場所も減っているのではないでしょうか。
ミヤコアオイも葉だけは良く見ていたのですが、これにこんな花が咲くということを知ったのはつい7年ほど前のことでした。
香川の山では低山から比較的高い場所まで良く見かけます。
花にくびれがあるのが大きな特徴ですね。
県境の山に向かっている最中に川べりで見かけたのがマツヨイグサでした。
いわゆるツキミソウですが、この仲間が4月から咲くとは、ちょっと意外でした。
4月の風景は刻々と変わっていきますね。
珍しい花ではなさそうですが、車で走る道沿いに咲いているので、じっくり見るのはまだ2回目ぐらい・・・。
ヨーロッパではサラダにして食べるらしいですが・・・。
皆さまはチシャをいう日本に昔からある野菜をご存知ですか?
香川の郷土料理だと思うのですが、ちしゃもみという食べ方が古くからあって、子供時代に良く食べたのは私たちの世代ぐらいまでかも知れません。
5月初めに徳島の山地をドライブすると、道の両側がキンポウゲで黄色く染まるものです。
正しくはウマノアシガタで、キンポウゲとはウマノアシガタの八重咲きのことだと聞いたことがあります。
良く見るとミヤコグサも可愛い花で、庭に植えたくなるような花ですね。
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