新緑の伯州山に登る、その6、フイリシハイスミレ
ほんのわずかな稜線歩きですが、それでも新緑の山々を眺めながらの稜線歩きは気持ちが良いものですね。
この辺りの山は稜線上に杉の植えられているのが変わっていると思いました。
この辺りはいろいろな新緑の色が入り混じっています。
この階段、下るのはいいけど、登りには使いたくないな~と思いながら下ります。
そして階段の道のすぐ横にはヤマカタバミが固まって咲いているのです。
登りに使いたくないその急な階段道を、下から上がってこられた単独の男性とすれ違いました。
早出をしたおかげで、まだ昼になるかならないかというところです。
道路法面の上を見上げると、イワナシが咲いているのが見えます。
道路法面に今度はスミレサイシンが咲いていました。
大きな葉っぱですね。
数はそれほど多くなかったですが、フイリシハイで花色が鮮やかで綺麗ですね。四国のシハイスミレに比べて、中国地方のシハイスミレは色が鮮やかなような気がします。
結局、今年の春はタムシバを見たのはこれが最初で最後でした。
ここからは林道歩きです。
ついこの前まで雪に埋もれていたといわんばかりの生白いフキノトウがいくつも見えています。
ここは雪解け直後で、まだ春がやってきたばかりなのです。
雪が積もるところは雪解け=春なんですね。
数年前の白馬~雪倉~朝日を歩いたときには、7月半ばだというのに、雪解けしたばかりの湿地にツクシ、ミズバショウ、リュウキンカ、ハクサンコザクラが咲いていて、ここは今が春なんだと強く感じたことがありましたっけ。
帰宅してから調べたところ、これはヒキガエルの卵だそうです。
イワネコノメソウは毎年皿ヶ嶺で見ているので、すぐにわかります。葯がオレンジ色なので、見分けやすいのです。
四国だと標高1500m以上で見かけると思うのですが、中国地方ではこんな低い場所でも咲くんですね。
何しろ、ここ伯州山は桜がまだ咲いている季節なのです。
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