« シロバナサクラタデとヒガンバナ | メイン | アサマリンドウとリンドウ »

2012-09-27

トラノオスズカケとヒメジソ

9月21日、里山でトラノオスズカケを見てきました。

トラノオスズカケは去年たまたま実家近くの里山で見つけていた株もあって、それを見に行こうと思いながらなかなか行けずにいたら、野草友達の方が誘ってくださいました。今年はその方が下見に行ってくださっていた別の場所のトラノオスズカケを見てきたのですが、花の咲き具合も丁度の良い時期に見ることができました。

P9217937

この花はこれで3か所で見ているわけですが、どの場所も一日のうち日照時間は2時間もないだろうと思われる場所で、ほぼ一日中、木陰もしくは山の陰になるような場所に自生しています。

去年見つけた場所は沢沿いでしたが、今回教えていただいた場所は沢の近くではないですが、雨が降れば、雨が伝ってくるであろう場所でした。

P9217940
丁度見頃だった花です。

ゴマノハグサ科クガイソウ属で、花序がもう少し長ければ確かにクガイソウの花とよく似ています。

P9217946
株もとから数本のツル状の茎を伸ばします。

葉は常緑の濃い緑の葉なので、冬場の里山歩きで、意外と見つけることができます。

条件が良ければ2m近くまで茎が伸びそうな感じですが、よく見るのは1mぐらいの長さのものです。

P9217945まだ花の咲いてない茎も見られましたから、9月いっぱいは花が見られそうな感じでした。

P9217963
同じ日に見かけたシソ科の植物です。

秋はシソ科の花が多くて、この日も一年ぶりで見かけたヤマハッカの花の名前を思い出すのに、ちょっと時間がかかる始末でした。

しかし、このシソ科の花はそう何度も見ているわけではありません。

P9217962
しばらく考えた末に「ヒメジソ」という名前が思い浮かびました。

ヒメジソと言えばイヌコウジュと見分けが難しい花ですが、一番わかりやすい見分け方は匂いを確かめることだと聞いています。

匂いを確かめましたが、香りはそれほどありませんでした。

ということはヒメジソでしょうか。

イヌコウジュの花の香りはとてもきついのです。

P9217965
萼片の上唇の咲が鋭くとがるのがイヌコウジュともあります。

これはヒメジソと思っている花の萼片です。

イヌコウジュの咲く場所は知っているので、今度時間があれば、萼片の形を確かめてきても良いかなと思いました。

P9217965_2
イヌコウジュの葉は片側の鋸歯の数が6~13個、ヒメジソでは4~6個だそうです。

この葉の鋸歯の数は6個です。

そんなことからヒメジソと同定しましたが、やっぱり一番簡単なのは香りを確かめることでしょうか。

コメント

こんにちは。
ヒメジソとイヌコウジュは難しいですね。
香りの違いは私はわかりませんでした。
鋸歯の数は、若い葉はどちらも少ないし個体差があるので判断に迷いますよね。
私も今晩アップするつもりですが、単純に鋸歯の形で判断しました。一番最後の写真の鋸歯の感じは何となくイヌコウジュの葉のように鋸歯が浅く見えるのですが、写真の撮り方にも寄りますので、これは何とも言えません。ひとつ上のガク片の写真も微妙な尖り方ですね。

多摩NTの住人様、こんばんは。

イヌコウジュとヒメジソ…やはり難しいと思われますか?
ヒメジソはあまり香りがないですが、イヌコウジュはあまり良いにおいではありませんね。
私のブログでも何度かイヌコウジュとヒメジソを取り上げていて、さきほど昔アップしたイヌコウジュの画像を眺めていました。
鋸歯で見分けるのも意外と難しいですよね。
私としては匂いのあるなしで見分けたいところですが、匂いのないイヌコウジュなどと言う個体があればちょっとお手上げです(^_^;

こんばんは。
イヌコウジュを検索していたら、たどりつきました。これはイヌコウジュと思います。
葉が卵形であること、花序軸に毛が多いこと、花序の直下の葉が丸く柄が短いことなどから思いました。
参考にしてみてください。

よしゆきさん、こんばんは。

URLから貴HPに飛びましたら、何度か拝見して参考にさせていただいたことのあるHPでした。
イヌコウジュの特徴を分かりやすくご教示いただきましてありがとうございます。
イヌコウジュは植物に詳しい方と一緒に何度か見ているのですが、強い香りが特徴だと教えて頂きました。
このとき見た花は香りが全然なかったので、それを決め手にヒメジソかもしれないと思ったのですが、自信はありません。
イヌコウジュが咲く場所がわかっていますので、近々、時間が出来ればもう一度見てきたいと思っています。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく