寒風山、再び、その2、桑瀬峠へ
桑瀬峠には8時20分ごろには着きましたが、さすがに紅葉の時期の週末とあって、駐車場もほぼ満車に近く、あと30分遅かったら駐車場所に困るほどでした。週末がこんな秋晴れと重なるのも、今年は珍しいです。
身支度をして、出発したのは8時35分でした。
前回も咲いていたジンジソウですが、一週間後も綺麗に咲いていました。
前回は風があったので、薄暗いのと相まってブレブレでしたが、今回は嬉しいことに風がなくピント合わせが楽でした。
最初の急登をやり過ごすと、徐々に樹林の間から日が射してきます。
登り始めて15分ほどで、早くも綺麗な色が出てきましたが樹種がよくわかりませんでした。
前回の曇りの中で見るのとではかなり違います。
登山道はジグザグを繰り返しますが、これは西の方角へと歩いています。
見えているのは伊予富士方面ですね。もちろん、伊予富士はまだ見えていませんが、稜線に出るのももうすぐです。
歩いていると半袖の私ですら暑くて汗が滴るぐらいです、
前回は曇っていて、この冠山がやっと見えたぐらいでした。
秋は陽射しが斜めから射すので朝や夕方の眺めは素晴らしいですね。
そう、これが見たかったんです。
もう花は終わっているとばかり思っていたアサマリンドウが嬉しいことに、稜線直下で咲いていてくれました。
光の中でストライプがほんとに綺麗・・・。
さすがに秋の空気は澄み渡っていて、寒風山が手に取るように見えます。
天気が良いので、今日の桑瀬峠は伊予富士に向かう人や寒風山に向かう人で賑やかです。
ここから西に歩けば伊予富士で、東に歩けば寒風山です。どちらも桑瀬峠から1時間半ほどのコースなので、両方に登る人も多いです。
前回来たときは、桑瀬峠には強い風が吹き抜けていたので、さすがに上からウールのシャツを羽織ったのですが、今日は珍しく風がそよとも吹いていません。半袖のまま10分ほど休憩して、行動食をいただきます。
その間にも、寒風山目指して、たくさんの人が登って行かれます。
ちち山からから冠山にかけてのなだらかな稜線も見えていて、今日はきっと山頂からも笹ヶ峰がみえるに違いありません。
手前の赤や黄色の樹木が気になりますね。
登山道沿いに赤い実がなっていて、一年ぶりに見る赤い実に「なんだっけ?」としばし考え、1分ほどで「そうそう、マユミの実」と思い出しました。
寒風山にもマユミの木があるんですね。
後ろを振り返ると、桑瀬峠とその向こうに聳える伊予富士が見えています。
向かって右奥のぼこぼこした形の山が伊予富士です。
この形が何で富士なの?と思いますが、どこかの場所から眺めると富士の形をしているとか・・・。
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