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2012-10-18

紅葉し始めた寒風山へ、その4、ダイモンジソウ咲き残り

桑瀬峠は風の通り道になっていて、いつ来ても風が結構強いです。

汗をかいた体には心地よい風ですが、数分も経つと体が冷えるので、今季初めて、しっかりとウールのシャツを羽織りました。

おむすびを一つ食べ終わる頃には、ガスが少し晴れてきたようです。

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11時43分、山頂へ向けて出発しました。

自分でも意外なのですが、桑瀬峠方面から寒風山に登るのはこれが二度目なのです。寒風山は珍しい花も多いし、短時間で登れるので、もっと来ていても不思議ではないのですが・・・。

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笹原も少し見えてきて、天気も復活の気配?と、このときは思ったのですが、そうはいきませんでした。

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あれは冠山かな??

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踏み跡があったので少し辿って行ったら、ブナ林がありました。

でも、黄葉はまだまだです。

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登山道沿いに見える赤い実はフジイバラの実だったか?初夏に来たときに白いノバラが咲いていたのは記憶にあります。

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ガスが少し取れ始めたようなので、しばらく眺めてみました。

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でも、北の谷から次々とガスが上がってきて、全貌がなかなか見えません。

5分ほども待っていましたが、これがいちばんよく見えたほうです。

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登山道沿いのブナ葉ほんの少し色づいていましたが、まだまだ黄葉したとは言えませんね。

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でも、樹林の間からちち山らしき姿が垣間見えました。

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この辺りは、紅葉し始めているようです。

北側から冷たい風が吹きあがってくる場所なので、逸早く色付くようです。

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こちらも少し赤や黄色に染まっているようです。

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苔の間からアサマリンドウが2株顔を見せていますが、花は終わっているようでした。

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そして岩場にはダイモンジソウの咲き残りが見えています。

いつもは石鎚でお盆頃に見ているダイモンジソウですが、今年はとうとう花の盛りには見ることなく終わったようです。

でも、赤く色付いた葉も良いものです。

コメント

keitann様 こんにちは
長い事失礼していましたが、ここからまたお付き合いさせていただきたく思いますのでよろしくお願いいたします。

アサマリンドウやミヤマコウモリソウという珍しいものを拝見して上がってきました。
途中でブナの木の黄葉は未だ早かったようですが、高度を上げるに連れて、素敵な紅葉が出てきましたね。
ダイモンジソウはもう終末期なのですか。
小生も三河の低山にこの花を見に行きたいと思っていたのですが急がないといけない様ですね。

もう少しあとに出かけて、センブリ、リンドウ、ウメバチソウ、ヤマラッキョウなどを一時に見てしまいたいと願っているのですが、これは欲張りすぎかもしれませんね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

夏の終わりから秋にかけて、事情は異なりますが、たまたま同じころにブログを少しお休みしていたことになりますね。
私のほうもようやくいろいろなめどが立って、ブログも何とか続けられることになりましてほっとしています。

こちらこそ、今後ともどうかお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

アサマリンドウはこちらの山ではそう珍しくはないですが、素敵な花には違いありません。ミヤマコウモリソウは珍しい花ですね。
ブナは今年は葉が傷んでいる木も見られましたが、それでも順調に黄葉しているところもありそうです。
ダイモンジソウは石鎚では8月末にはもう咲いていたような気もしますが、10月の寒風山では終盤でした。
四国の山では低山ではダイモンジソウは見かけないので、よくわかりませんが、ウメバチソウは標高の低い場所では11月でも咲いているのを見かけます。
センブリ、リンドウも低地でもそろそろ咲き始めたようですので、私のほうも見に行きたいと思っています。

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