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2012-11-03

今年もセンブリを見に

10月下旬、26日に、今年もセンブリの花を見に行きました。

センブリの花は、私の知る場所では石鎚山系で一番早く咲き、その場所では9月下旬にもう咲き始めるのです。

そして、次に見られるのは梶ヶ森なのですが、私が訪れた緋に1,2輪は咲いていたそうですが、時間もなかったので探せませんでした。

センブリはありがたいことに低山でもあちこちで咲く花なので、高い山で見逃しても慌てることはないのです。

いつも見ている里山に今年は少し早いだろうかと思いながら行ってみたのですが、結果としては咲き始めの綺麗な時期に行けたようです。

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ちょっと残念だったのは、この場所は午前中が日が射すのですが、この日訪れたのは午後だったので、日陰での撮影となったことです。里山に行くのはどうしても午後になってからのほうが多いですね。

Pa260326近寄って撮影してみると、この場世のセンブリは花弁の筋が結構濃いですね。

イヌセンブリは花弁に筋がありますが、普通のセンブリハこんなに筋が濃かったかな?

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センブリの名前だけはかなり前から知っていましたが、実物を見たのは10年ぐらい前に初めて見ました。

県境の山でだったか、それとも自宅から近い山でだったか…今では記憶もあいまいですが、こんなに可愛い花だとは思ってもいなかったのです。

それ以来、私にとっては毎年見たい花の一つになっているし、また実際に毎年どこかで見ている花です。

四国の山ではまだまだポピュラーな花だと言えます。

Pa260325本州の山ではかなり少なくなっていると聞きますが、秋に本州の山に行く機会が少ない私には、何とも言えません。

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センブリが咲く場所と言うと、今すぐにでも10か所は思い浮かびますが、この山は静かで人に会うこともないので、一人で静かに花を楽しんでいます。

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センブリは二年草なので、咲いている花の近くには来年に開花するロゼットがあります。

今年は雨が良く降ったので、ロゼットの成長も良さそうでした。

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この株の花芽は紫色が濃いですね。

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来年は高校時代の友人のHさんを誘って、お弁当を持ってお花見に来るとしましょうか。

センブリはHさんの大好きな花なのです。

コメント

keitannさん、こんばんは。

センブリって愛らしい花ですよね。
此れがあのとても苦い胃腸薬や育毛剤に使われるとは想像出来ません^^)

此方六甲でも山頂付近から山麓迄幅広く見られます。
裏六甲にはムラサキセンブリも咲きます。

所で昨日、初冠雪した大山を見る為、一向平から大山滝・大休峠・矢筈ヶ山へ出掛けました。
早朝こそ厚い雲に阻まれましたが大休峠手前と矢筈ヶ山から綺麗に冠雪した大山が見られました^^)

こんちは~
たくさん咲いててにぎやかですね!
これならお弁当を持ってのお花見も楽しみでしょう。

下から2枚目の写真はホント濃い色ですけど、下の方の咲き始めの姿も、「これから開くぞ」ってな感じで可愛いです(^^ゞ

k2さん、こんばんは。

センブリの花を見ていると、あの苦さはとても像蔵できませんが、私は実際にセンブリの葉を二度ばかり齧っていますので、苦さは証明済みです(^_^;
本州の方とお話しているとセンブリをあまり見かけないという風に聞いていたのですが、六甲ではまだまだ多く見られるのですね。というか、六甲ぐらいの標高がセンブリの自生地として最適だと思います。
私も今まで標高1500mまででしか見たことがなく、それより高い場所では見ていないです。
それ以下ですとありとあらゆる山で見る花ですね。
ムラサキセンブリはこちらの山でも咲きだしたようなので、時間があれば見に行きたいものです。我が家でも毎年、種から栽培しているので、今年ももうすぐ咲くと思いますよ。
昨日は良いお天気でしたが冠雪した大山方面でしたか?
雪化粧した大山はさぞや見事でしょうね。
アップを楽しみにしていますね。

加納さん、こんばんは。

センブリハ細かい種がたくさんできるので、条件さえ良ければどんどん増えそうな感じですね。
こちらは去年も今年も比較的雨が多かったので、センブリの生育には良かったのではないかと思っています。

秋はお弁当持って見に行くような花もなかなかないですが、センブリは草原などに咲くことが多いので、お弁当持って広げやすいかも、ですね。

画像は一週間ほど前のものなので、今頃が満開かも知れません。

keitann様 こんにちは
センブリの花については亡父との思い出が強烈です。
それはおよそ30年以上も前のことですが、秋の里山散策に父を連れ出したのですが、三河のある峠路で、盛んに咲いているセンブリを見かけたことによります。
それは山の切り開いた斜面にセンブリがびっしりと咲いていたのでした。
それを譬えれば草刈鎌で刈り取るほど生えていたのでした。
余程生育条件が良かったと見えて草丈も30cm級の物がびっしり生えていましたね。
あとにもさきにもこのときの大群生が最大のもので、翌年その場所に行っても、もうセンブリはライン的に生えている程度に大幅に減少していました。

最近は山歩きで、ポツポツと見かければそれで満足する程度になりました。

ぶちょうほう様、こんばんは。

花を見ると、その花を一緒に見た人、またその時の光景など、脳裏にはいろいろなことが思い出されますね。
ぶちょうほう様にとってはセンブリはお父上様との思い出の濃い花なんですね。
私の父は33年前に死にましたが、やはり花の好きな人だったので、父が生前生け花で行けていたアザミや庭で栽培していたキク、鉢花で買い求めてきたサイネリアなどを見ると父を思い出します。
それにしてもセンブリが山の斜面一面に生えているというのも忘れ難い光景でしょうね。花で辺りが真っ白になっていたことでしょう。
春に咲くスミレも大群落を作った翌年にぱたっと消えたりしますが、植物は毎年一様には咲かないことが多いですね。
センブリは二年草ですから、ある年にあまり繁り過ぎると、翌年のロゼットが陰になってしまい成長し難いかもしれませんね。
でも、一度、そういう光景をご覧になると、目をつむるとその時の光景が思い浮かび、それは一生の思い出になりますね。

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