三平山登山とセツブンソウ、その1、アプローチ
伊吹山から帰った2,3日後に、山友達のTさんに電話をしてみました。
そろそろセツブンソウが開花している頃なのです。
自分でも呆れるのですが、2003年に初めてセツブンソウを見に行ってから丸10年が経ちましたが、その間、セツブンソウを見に行かなかった年はなかったように思うのです。毎年、毎年、瀬戸大橋を渡って見に行っているのです。
電話は、毎年のように一緒にセツブンソウを見に行っているTさんの都合を尋ねるためです。去年同様、今年もセツブンソウの咲き始めるのが遅く、満開は2月下旬になりそうなのですが、私は生憎と2月下旬にすでに予定があって、16,17日の週末ぐらいしか行けません。Tさんも17日はなんとか行けそうということでした。
その後、伊吹山にご一緒したRさん、Eさんにも声をかけたところ、二人とも17日はOKとのことです。幸い、天気も良さそうです。
問題は最近膝の調子が悪いというTさんが、どの程度まで山に登れるかと言うことでした。ここ5年ほどはセツブンソウを見に行くだけでは時間も余るし、山登りと組み合わせて岡山まで行っています。
2010年、2011年は毛無山登山をしてからセツブンソウを楽しみ、昨年2012年は天神山登山とセットでセツブンソウを楽しんでいますが、どちらの山も歩行時間がかなり長いのでTさんが登れるかどうか?
セツブンソウ自生地は英田にもあるので、2日間ほど岡山の分県ガイドと首っ引きで山の選定をしていました。Rさんにもメールで連絡したところ、候補の山の一つに三平山が上がりました。三平山と言えば、2011年2月に登る予定だったのが、あまりの豪雪に道路が雪崩で通行止めになって登山口までたどり着けなかった山です。しかし、分県ガイドでコースタイム等を調べたら、山頂まで1時間ほどで登れそうです。標高差も300m程度。これならTさんにも登れるかもしれないし、最悪、途中で待ってもらうとしても待ち時間はそう長くはない筈です。
何と言ってもTさん自身の要望を訊くのがいちばんなので、再度電話したところ、今年のセツブンソウは三平山行きとセットで楽しむことに決定しました。
画像は、17日に三平山から下山した後、大山撮影ポイントだという車道沿いから眺めた大山です。
当日は空は曇っていたのですが、展望には終始恵まれ、大仙や蒜山の素晴らしい眺めを楽しみながら登ることができました。
さて、17日は与島PAで6時半集合と決めさせてもらいました。
去年と同じく、Tさんが6時前に我が家まで迎えに来てくださいました。我が家から与島までは25分で行けます。天気予報ではこの日の朝は冷え込みが厳しいという予報でしたが、思っていたほどではありません。与島に着くと、高松組のEさんとRさんがすでに待っていてくれました。今回もEさんが車出ししてくださるとのことで、ワカンやダブルストック等、冬の装備とザックを積み込むと結構な荷物です。
目指すは蒜山インターですが、その間、瀬戸中央自動車道~山陽道~岡山道~中国道~米子道とめまぐるしく乗り換えていきます。
北房ジャンクション付近の画像ですが、この辺りは雪はまだありません。
ですが、岡山道を走っている間、我が家付近では見たことのないような見事な霜景色に見とれてしまいました。
Rさんに「星山」と教えてもらいました。そういえば、前にも教えてもらったんでした。
私はまだ登ったことがないですね。
空は曇り空で、この調子では大山は見えないかな~などと皆で話していたら、目の前に大山が見えました。
皆、歓声を上げます。
観光バスの上に真っ白に聳える大山が素晴らしい・・・。
こんなに真っ白な大仙を見たのは初めてかも・・・・。
大山の右に聳える鋭角的な山頂は烏ヶ山ですね。
この姿を眺められただけでも、ずいぶん得した気分になりますね。
蒜山インターで高速を下りたら、R482を鳥取方面に走ります。2011年に三平山に登ろうとしたときは、このR482が雪崩で通行止めになっていたのでした。今年は問題なく通行できましたが、ところどころで雪崩止めを見かけました。路肩には除雪された雪がかなり山積みになっていて、雪深い場所にやってきたことを実感します。
前方に岡山と鳥取との県境を示す標識が出てきて、ここが内海峠だそうで、峠を左折します。
立派な標識があるので、これなら見落とすこともないでしょう。
2年前には、登山口にすらたどり着けなかったのですから、今年は中国地方も雪が少なめということでしょうね。
登山口到着は8時13分です。
自宅を出てから2時間ちょっとですから、石鎚に行くよりも時間的にはこちらのほうが近いですね(^_^;
keitann様 こんにちは
皆さんと乗りあわせで、無事目的地に着けましたね。
地元の山に近づくよりも早くに、海の向こうの山の取り付き点に付けるなんて、四国ってどれだけ広いのかと思ってしまいますね。
内海峠から登山口までが、ほんのちょっとの距離でよかったですね。
左折直後の雪の積もった道を見ると、心臓に悪いですね。
投稿: ぶちょうほう | 2013-02-27 10:27
ぶちょうほう様、こんばんは。
四国の山の登山口までは狭くて離合できないような道やダートな道が多いので、スピードが出せませんので、どうしても2時か何半から3時間近くかかることが多いです。
一方、中国地方の山は、登山口までが舗装された快適な道路であることが多く、そのせいで早く着きます。
今回は特にインターを下りてから比較的距離が短かったので、呆気なく着きました。
内海峠から登山口までは、ほんの数百メートルと言う近さです。でも、雪の積もった道路のほうが、凍っている道路の上よりは走りやすいそうです。
投稿: keitann | 2013-02-27 23:00