石鎚山系の伊吹山へ、その4、シラサ峠の大展望
ブナが見え始めるとともに、瓶ヶ森方面の展望も望めるようになって、撮影枚数が増えるばかりです。
花はなくとも、この季節、展望に恵まれると一日に500枚近く撮影する日もあるので、前日の夜にメモリーの空き容量を充分確保してきて良かったと思いました。
ここでも風格あるブナの間から、瓶ヶ森林道方面が見えています。
ピークらしきのが見えているのは西黑森?
瓶ヶ森付近は瓶ヶ森林道を車で走っているときも、一番ガスがたまりやすい場所ですが、この日もここだけガスがありますね。
山腹を横切っているのが瓶ヶ森林道で、4月~11月までは石鎚山系に登るには香川からだとこの林道が便利です。冬場は閉鎖されるので、この日は高知側の白猪谷から登っているのです。
ブナにはヤドリギもいっぱい着いているのですが、展望優先ですから、望遠レンズの出番がありません(^_^;
ブナの枝先に見えているのはどうやら子持権現みたいですね。
いつもと違う方角から見る山々は新鮮です。
「これで霧氷があれば最高なんだけお」と言ったら、Eさんに「それは贅沢と言うもんです」と言われてしまいました(^_^;
だけど、南面は霧氷がなくとも稜線や北斜面は霧氷がついているというのはよくあることなので、内心、希望は捨てていませんでした。
ヒメシャラの赤い木を見上げると青空に映えてとてもきれい・・・・。
そろそろ稜線が近そうですね。
辺りは雰囲気の良いちょっとしたブナ林です。
この辺りまで来ると、道はほぼ平坦です。
ブナの古木が出てきました。
全貌を撮ろうとしましたが、広角でも撮れません。
あまりに枝を伸ばし過ぎていて、大きなブナなんです。
山荘のすぐ上がシラサ峠です。
山荘のところから瓶ヶ森林道に上がろうとしたら、石鎚の山頂部分が見えてきました。
こんな景色は初めて見ました・・・おもしろ~~い。
早く石鎚が見たくて、思わず、駆け上りました。
素晴らしくはっきりと見えます。
夏や秋にはなかなかこれだけ鮮明には見えないし、ガスっていて全然見えないことも多いのですが、なんとまぁ、素晴らしい眺めでしょうか。
とはいえ、二年前に登った時は真っ白に雪化粧していた石鎚ですが、これはまた黒々とした石鎚ですね。
今年は雪が少ない・・・というか、一昨年と去年が異常に雪が多かったというべきかもしれません。
夜明峠付近から撮影したのですが、このときは真っ白でした。
見比べるとかなり違いますね。
そして、そして・・・・・待望の霧氷もしっかり見えるではありませんか!!
まるで花が咲いたようで、これこそ「霧氷の花」ですね。
山荘シラサ前は林道の雪も全然なく、子持権現に伸びた稜線にもまったく雪がついていません。
これはまるで春山の雰囲気ですね。
こんにちは。
一日500枚とは驚きです。
整理が大変でしょう?まあそれも楽しみのひとつですね。
私はかなり省エネで、2時間程度のウォーキングやランニングで、多くても50枚。でもその半分はピンボケで、実際にブログに使えるのは7~8枚になってしまいます。
投稿: 多摩NTの住人 | 2013-02-17 16:31
多摩NTの住人様、こんばんは。
いちばん多く枚数を撮るのは北アルプスに登るときで、天候が良ければ、景色の画像と花の画像とで900枚撮っている日もありますよ。
下手な鉄砲も数撃ちゃ・・・の悪い見本ですね(^_^;
でも、自分としては画像が多いと、その山行を克明に思い出せるので記録としては良いかも知れないと思います。
ウオーキングやランニングのほうに比重がかかるとどうしても撮影は難しいですね。
投稿: keitann | 2013-02-17 22:17