三平山登山とセツブンソウ、その8、セツブンソウ
岡山にはセツブンソウの自生地は数か所あるようで、私も2~3か所に行ったことがあります。
三平山の帰りに立ち寄ったのは、いつも良くいくほうの自生地で、人家のそばにあります。
そして、その前に人の手の入ってない自生地のほうも立ち寄ってみました。
去年は行く時期も遅く、3月3日に訪れているので、咲いている花もまずまずありましたが、今年は何とか2輪ほど見つけただけでした。
それも、山に向かって咲いているので、撮影し難いと言ったらありません。
横からレンズを向けてやっとのことでの撮影でした。
しかし、人の手を借りずに、何の保護もされずに咲いているセツブンソウはたくましく見えました。
カタクリの芽でしょうか?実をいうと、四国ではカタクリは最低でも2時間ほど山登りをしなければ見ることができない花なので、芽吹きの時期のカタクリを見たことがありません。
場所を移して、今まで一番良く訪れている場所のセツブンソウを見に行きました。
全体的には2分咲きぐらいで、今年はやはり遅れているようでした。
この場所はいちばん開花が進んでいた場所で、上のほうの場所は、まだまだ蕾ばかりでした。
セツブンソウの花弁に見える白い部分は言うまでもなく萼片ですが、こういう花は変異が多いようです。
画像中央の花も7弁の花でした。その隣の花に至っては横を向いていますが8弁のように見えます。
こちらはバックが枯れた葉や土なので、少し雰囲気が異なります。
いちばん最初にセツブンソウを見たのは2003年のことで、岡山の英田町の自生地でした。
話には聞いていたのですが、こんなに小さな花だとは思っていなくて、ずいぶん驚いたのを覚えています。
それ以来、ほぼ毎年のように見に来ているので、今年は11年目のセツブンソウのお花見です。
カタクリとともに、私の野草散策の原点ともいうべき花です。
10年ほど前には四国からわざわざ見に行くのは私ぐらいだったと思いますが、今ではいろいろな方が岡山までセツブンソウ詣でに行かれるようです。
keitannさん、こんばんは。
岡山のセツブンソウ・・・テッキリ英田だと思ってましたが
高梁?だったのですね。
此方では人の手の入った氷上と篠山で咲いていますが何れも小さな自生地。
今年の氷上はモグラの出没で極端に花数を減らし
篠山はお世話下さってた方が高齢で放置状態・・・
何れ姿を消すかも知れず心配しています。
投稿: k2 | 2013-03-01 23:15
こんにちは。
素晴らしい眺めに言葉が見つかりません。
一度でいいからこういう場所に行ってみたいものです。
良いものを見せていただき有り難うございました。
投稿: 多摩NTの住人 | 2013-03-02 19:40
k2さん、こんばんは。
英田のセツブンソウも、2月中旬で2分咲きとの情報はあったのですが、いつも通り、高梁のほうに立ち寄りました。
咲き具合は同じぐらいだったかもしれませんが、帰り道が少し早くなるかもしれません。
兵庫の自生地については、全然存じ上げないのですが、小さな自生地といっても、セツブンソウそのものが小さな花ですので、100坪もあればずいぶんたくさんの花が咲きますよね。
モグラが出没したり、世話をされる方がいなくなると、こういう可憐な花ですから消えるのも早いのかも・・。
取りあえず、あまり強い雑草がはびこらないようにするのは大事でしょうね。それと、木陰確保でしょうか。
兵庫の自生地が守られることを祈ってます。
投稿: keitann | 2013-03-02 23:00
多摩NTの住人様、こんばんは。
小さな花ですから、実際に行ってみると、ヤマシャクヤクの群生とはまた違う眺めです。
でも、満開時には遠目にも白く見えますよ。
確か、関東のほうにもいくつか自生地があるはずで、こんな光景が見られる場所もあるのではないでしょうか。
一度、訪ねられるのも良いかと思います。
投稿: keitann | 2013-03-02 23:03