クロモジ、ナガバノモミジイチゴ
スミレを見に行った山ではクロモジの花も見頃でした。
クロモジの花は、野草散策を始めた初期のころから好きな花で、最初はなかなか区別のつかなかったクスノキ科の樹木の花の中で、クロモジだけは樹肌が黒っぽいのと、枝の先端を少し折ると良い香りがあるので、比較的早く覚えられた木です。
クロモジの花が好きなので、今までも切り花を良く買っていましたが、この春はとうとう自宅にクロモジの苗木を植えてしまいました。
これで、山に行かなくとも、春にはクロモジの花が毎日見られるはず?です。
花が咲いているときに、比較的目につく葉芽が枝の先端に見えるのも特徴だと思います。
薄暗いところでも良く育つようで、杉林の下などでよく見かけます。
この木は良い香りがあるので、枝から和菓子をいただくときに使う楊枝が作られますが、その楊枝を「黑文字」ということは、特に茶道を嗜まない私でも知っていたぐらいでした。でも、クロモジの木を実際に見たのは山歩きを始めてからのことですから、山歩きを始めてから実際に覚えたことは山のようにありますね。
早春の雰囲気が出ているでしょうか?
クスノキ科の黄色い花を咲かせる仲間ではダンコウバイと並んで里山でも見かける木です。
シロモジは私が見た限りではもう少し標高の高い山で見るようです。
ウグイスカグラの花はうちの庭ではもう咲いていますが、この場所は標高約600mなので、まだ花芽でした。
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