ヤマコウバシ、マルバアオダモの花など・・里山の樹木
今の時期は里山に登る機会も多いので、里山の樹木を知るにも良いチャンスです。
ヤマコウバシと言えば、春先まで枯れた葉をくっつけていて、変な意味で目立っている木ですが、この日ヤマコウバシの花を初めて撮影しました。
新芽の横にちらっと見えている緑色の小さいのが花です。
このときも枯葉がまだ数枚くっついているのでヤマコウバシとわかったわけですが、花芽のつき方もクロモジなどクスノキ科特有の着き方をしています。
画像などでもヤマコウバシの花の画像が紹介されているのをあまり見かけないのは花が小さくて地味なのもあるのだと思います。
花の盛りは過ぎていますが、アオモジの花もまだ咲いていました。
ダンコウバイもこの山には多いですが、花はほとんど終わって、3裂↓葉が早くも見られました。
マルバアオダモもこの時期結構見かけますが、この山ではほぼ終盤でした。
が、1株だけまだ綺麗なのがありました。
別名トサノトネリコとも言います。
ふわふわした白い花が魅力です。
この日もザイフリボクを何本か見ることができましたが、いつもは樹高がかなり高く近づけない花が、この日は低い木があってすぐ近くから撮影できました。
葉の色が淡いので、上品なイメージがあります。
少し標高を上げると、咲き始めというか葉も展開し始めたばかりの姿が見られます。
一つの山でも標高差があるおかげで、木のいろいろな姿が見られるのが楽しいですね。
こちらは先ほどアップしたアオモジに絡まっていたアケビですが、撮影した時は近づけないので、花の色からミツバアケビかと思っていましたが、モニターで大写しにしてみるとゴヨウアケビのようです。
ミツバアケビとアケビの自然交配種だそうで、確かに両方の性質が入り混じっています。
花序はミツバアケビの花序よりちょっとずんぐりしているような?
葉が展開していて5枚葉が確認できれば、もっと早くゴヨウアケビとわかっていたはずでした。
というか、ウリハダカエデは里山からちょっと高い山までいろいろな山に多いんですね。
別の山に、もう少し後に行ってみるとしましょう。
山すそではとっくにソメイヨシノが散っていましたが、山頂付近ではまだ山桜が綺麗でした。
昨日の高知の車道沿いにもこの種類が見事でした。
コメント