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2013-05-08

朝鍋鷲ヶ山~毛無山 花の道を歩く、その2、オオイワカガミ

朝鍋鷲ヶ山の駐車場は2台しか置けないのですが、すでに1台の車が入っていて、トレランの方が準備されていました。

私たちも早速、身支度して登ることにしました。

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登山口には早くもシハイスミレが1株花を咲かせていました。ほかにツボスミレも咲いています。

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しょっぱなからこんな階段の登りが続きます。

ここ朝鍋鷲ヶ山の登りは8割がた、階段の登りでとてもきついのです。

しかし、午後に入って綺麗に咲いたカタクリを見るために、まずは朝鍋鷲ヶ山から登り始めることにしました。

登り始めの時刻は8時2分でした。

私とRさん、女性陣はゆっくりと登ります。

対照的にRさんのご主人とKさんはハイペースで登って行かれました。

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登り始めて5分も経たないうちに、後に蒜山三座が見えてきました。

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朝鍋鷲ヶ山の登り道にはいたるところにショウジョウバカマが咲いています。

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上を見上げると木の枝にヤドリギがたくさんついています。

そういえば、この冬はヤドリギの実を見なかったです。

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登っても登っても、階段が続きますが、次第に周囲が明るくなってきました。

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シハイスミレの可愛いのが尾根筋に咲いているのが見え始めました。

中国地方の山はシハイスミレが多いですね。

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ブナの芽吹きが終わった株が出てきました。

新緑が何とも美しい・・・。

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木々の合間から2月に登った三平山の山頂が見えますね。

山頂はカヤに覆われているのか、今はまだ枯れ草色をしています。

その向こうに大山も見えているようです。

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先ほどからオオイワカガミの葉が見えていたのですが、1か所だけ、開花株がありました。

3年前に来たときには花芽は見えたものの、とうとう花を見ることが出来ず、オオイワカガミの花はこの日が初見でした。

嬉しくて、何枚か撮影します。

自分のブログ内を検索すると、今までオオイワカガミの葉だけは北アルプスや島根の玉峰山、伯州山などでも見ていて、花を見てなかったのが不思議なぐらいです。

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花散策を10年以上していると、なかなか初見の花も少なくなってくるので、私としてはすごくうれしい出会いでした。

花の撮影のお好きなKさんにもオオイワカガミの開花を知らせてあげようと呼びましたが、その時は男性陣2人はすでに相当前を登っているらしく、姿が見えません。

仕方なく、女性陣のみで撮影です。

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だんだんブナが多くなってきて、山頂が近くなったことが窺がえますね。

P5052601しかし、まだまだ階段が続きます。

後で調べたら、山頂までの登りは標高差300mですが、いきなりの階段続きはちょっとこたえます。

コメント

keitann様 こんにちは
今年の大型連休は晴れ日に恵まれ、この国中の皆さんが多いに盛り上がったようですね。
山歩きの方達もその例外ではなかったようで、天からの素敵なプレゼントを十二分に楽しめたようでしたね。

今回も朝のうちこそ靄に邪魔されたようですが、登山開始の頃には青空がスタンバイOKのようで、これは幸先が良いことでしたね。

前記事では物凄く色のよい、そして姿の美しいカタクリを見てビックリしましたが、こちらの記事では山が”早春の”様相で、道筋の草木に爽快感が仄見えます。

チーム内で随分スピード感に差があるようですが、これでチーム形態は良好に保たれているようで、皆さん個性的な大人の集団とお見受けしました。

ぶちょうほう様、こんばんは。

ほんとに、今年のGWは行楽日和が続きましたね。
特に5日は最終日の一日前で出かけやすい日でもありましたが、今の時期にしては展望もかなり良くて、歩いた甲斐がありました。

岡山道を走っているときはライトをつけないといけないほどの濃い霧でしたが、インター下りる頃には綺麗に晴れました。

岡山と鳥取の県境の山は標高900m~1200mぐらいと低い山が多いのですが、雪の多いところですから花の咲きあがりが遅いようで、カタクリも綺麗な個体が多かったですよ。
パーティーは男性陣はかなりハイスピードでしたが、それも最初だけで、一度目の休憩以降はおおむね皆でそろって歩くことになりました。
ハプニングもあったりでしたが・・・。

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