新緑ドライブで土小屋へその1、コンロンソウ
5月12日は当初は雨と言う予報でしたが、直前になって天候が思ったより早く回復し、朝から青空が広がりました。
朝に少し用事があって、済ませたら10時前になっていました。主人は朝から出かけてしまい、夜まで帰ってこないというので、登山は無理でもドライブでどこかに行くことは出来ます。
最初は高知にカザグルマを見に行くつもりでしたが、ジャンクション前になって気が変わり、愛媛に行ってしまいました。
それでも、新居浜辺りを走っていた頃は西条で下りてR194経由で高知入りするつもりだったのです。それが、やっぱり高いところrへ行きたくて黑森峠越えをしようという気になりました。
1人でドライブするときは風の向くまま気の向くままに走るのが結構好きです。
この画像の山、どこだかおわかりでしょうか?
石鎚なんですよ。
香川から土小屋入りする人はたいてい瓶ヶ森林道経由なので、こういう石鎚の姿は馴染みがないと思います。
以前、黒森峠越えで石鎚スカイラインのゲートに行ったときは川内で下りて東に少し戻ってからR494に入りましたが、今回は小松で下りてみました。
考えたら小松インターって初めて下りたような?
R494の入口までが結構長くて、やっぱり川内で下りれば良かったなどと思いました。
最初は二車線の登り坂を少し登ったところで、車を停められる場所が合ったので、停めて、道端の植物ウオッチングを。
まずはコマユミの花を見つけました。
少し見ない間に四国の山は青々と緑が濃くなっています。
低山では今頃、コマユミの花が盛りでしょうが、低山には最近行ってませんでしたので、コマユミの花は今年お初です。
コウゾの花を見るのも2年ぶり?
これが花だとは、最初はだれも思わないでしょうね。それぐらい変わった花です。
実のほうは赤い実で、すごく甘くて粘りつくような甘さはあまりおいしいとは言えないようです。
コウゾのすぐ横ではこれまた今年お初のハナイカダが見られました。
ハナイカダのほうは県内の山でも時折見られ、時期には目で探すのですが、今年はまだ見ていませんでした。
とはいっても花は終盤です。
株もとの草むらにはホウチャクソウも咲いていて、車を停めた場所の半径5m以内で、今年の初見の植物が4種類も見られました。
幸先が良さそうです。
国道とは言っても、かなりの山道をくねくねと登って行くと、やがて見晴らしが良くなって、こんな山なみが見えてきました。
真ん中の高い山は私はまだ登ったことがないのですが、石墨山のようですね。
標高1455m、なかなか高い山なんですね。
徳島でも愛媛でも。山に登るときには登山口までのいたる車道沿いにはコンロンソウが真っ白に群生しています。
この前、黑森峠越えをしたのは2008年の5月18日でした。丁度5年前ですね。
大学時代の山仲間のS君と筒上~笹倉湿原と言うコースを歩いたときにスカイラインのゲートで集合したのですが、早朝に黑森峠を走り抜けました。そのときもコンロンソウが見事で、時間に追われながらも撮影しています。
一度ゆっくりとこの道とスカイラインとを走りたいという気持ちがありました。
車道の反対側にもコンロンソウがと思ったら・・・・・近付くとコンロンソウではなくツルカノコソウでした。
この二つの花は白い小花で、どちらもちょっと湿っぽい日陰に咲くので、ぱっと見、よく間違えるのです。
でもよく見ると葉っぱも花も違いますね。
なんだか真っ白な小さな花が道路法面に群生していると思ったら、ミヤマハコベでした。
これは4月にも里山で見てますが、これだけ群生していると見ごたえがあります。
花弁が10枚あるように見えますが、実際は切れ込みが深いので、1枚の花弁が2枚に見えていて、5弁の花です。
これはジンジソウの葉ですね。
ドライブだけでも結構いろいろなものが見られます。
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