6月上旬の花、カイナンサラサドウダン、シュンジュギク
那岐山で6月2日にサラサトドウダンをたっぷり見てきたばかりだというのに、6月4日は青空が広がって県境の山に行ってみようという気になりました。山友達のTさんの携帯に電話したところ、Tさんも午後からどこかに行くつもりだったというので、直ぐに話がまとまります。
この場所のドウダンは、かなり前から知っていて、野草散策を始めて間もない頃にも良く通ったものです。
木にはちゃんと名札がかかっていて、「ベニドウダン」とか「カイナンサラサドウダン」とか書かれた名札のおかげで、それらの木の名前は早くから知っていました。
たぶん、四国以外の人はサラサドウダンをまず先に見るのでしょうが、私にとってはサラサドウダンは今年初めて見ましたが、カイナンサラサドウダンは10年近く前からお馴染みの花です。
色合いは白と赤の混じったような色合いで、花序の長さもベニドウダンとサラサドウダンノ中間的なものに見えます。
この山には総状花序のドウダンもかなり見られ、これなどはベニドウダンということになるのでしょうか?
これだけ赤がはっきりしていれば、ベニドウダンと言えそうですね。
こちらの株は赤がちょっと控えめでした。
ドウダンの花の季節になると、標高1000m弱の場所にアサギマダラがひらひらと舞う季節です。
この日も何頭ものアサギマダラを見かけましたが、撮影できたのはとまってくれていたときだけ・・・。
テングチョウって早春から山で見かけるチョウですが、初夏の快晴の日に大発生というか、100頭ものテングチョウが見られました。私がそのあたりを歩くたびに、何十頭ものテングチョウが舞いあがり、壮観を通り越して気味悪いぐらいの眺めでした。地面が湿っていたので、吸水に来ていたのかもしれません。
この2日前に岡山の山で見そびれたミヤマヨメナの変種になります。
四国の山では時々見かけます。
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