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2013-06-23

初めての石立山、その8、荒れた山頂そして下山

山頂へと尾根道を歩いていきますが、先ほどまで座っていた捨身ヶ嶽方面が良く見えます。

丁度、入れ替わりに捨身ヶ嶽へと向かわれた4~5人のパーティーの方たちが見えたので、撮影してみました。

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すれ違った時間を考えると、捨身ヶ嶽でお昼を食べらた様子もなく、すぐに引き返されているようです。

皆さん、ザックは置いて、軽身のままですね。

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木の間越しに、はっきりと姿が見えますが、この間には深い谷があります。

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捨身ヶ嶽の基部まで無事帰られたようです。

後方には白髪山方面が見えているようですね。

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一方、尾根の反対側、つまり南側はなだらかな斜面になっているためかシカが入り込みやすいため、立ち枯れた木が林立して悲惨な眺めになっています。

尾根を挟んであまりにも様子が違うので唖然としました。

画像は撮影しそびれたのですが、大きなミツバツツジが少しだけ花をつけたままほぼ枯れかけているのも見ました。

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山頂付近にはゴヨウツツジの立派な木が多く、筒上では見たことのない、花冠の中心部に赤い斑点のある花も見かけました。

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赤い斑点の入ったゴヨウツツジは葉もなぜか赤っぽい色です。花も普通のゴヨウツツジより少し小さめのように思います。

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一方、筒上山のと同じ緑の斑点のゴヨウツツジも咲いていて、どちらかと言えば、このタイプのほうが多く見受けられました。

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この株など、まだこんなに咲き残っていて、一週間ほど早く来ていたならば、山頂付近はさぞ素晴らしかっただろうと思われました。

石立山から少し北に位置する中東山もゴヨウツツジの大株がたくさんあったので、この辺りの山にはゴヨウツツジが多いようです。

見ていると、ミツバツツジはシカに樹皮を食べられたっため枯れた株が多いのに比べ、ゴヨウツツジは樹皮が硬いか美味しくないため、シカの食害を免れているようでした、

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山頂はなだらかでかなり広いのですが、近づくとこんな荒涼たる有様でした。

これではカヤハゲと同じです。

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山頂すぐ手前には祠が祀られていました。

Rさんによれば、7年前とは全然様子が違うとか・・・。

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13時14分、山頂着です。

石に座って、少し休憩します。

先ほどまで捨身ヶ嶽で姿を見かけていたパーティーの方が山頂まで登ってこられました。少しお話させていただいたところ、岡山から来られたとのことで、元気な方ばかりでした。女性も一名、いらっしゃいましたが、山頂にはものの2,3分いらしゃっただけで、すぐに下山にかかられた様子。

山頂付近で咲いていたゴヨウツツジの名前を尋ねられたので、驚きましたが、岡山の山にはゴヨウツツジが咲かないそうで、初めてご覧になったそうです。

岡山にはアケボノもゴヨウツツジも咲かないので、岡山の方はみなさん四国まで見に来られるそうです・・・・。

私たちは逆に岡山までサラサドウダンを見に行ったことをお話ししました。

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山頂は360度の眺めならぬ180度の展望でした。

枯れた草原と化した山頂から南側を眺めるとこんな眺めです。

いちばん高いのは甚吉森でしょうか?

南のほうにもまだまだ1500m級の山があるものですね。

Staticsaisyuu
最後のほうになってやっと歩いた地図をアップしてみました。

山頂でもうしばらく楽しみたいですが、下山も時間がかかりそうなので、13時30分、下山にかかりました。

岡山のパーティーの方たちも帰りを急がれている様子。私たちよりもまだ長い帰り道ですから当然ですね。

P6087115往路では気づかなかったヒメウツギらしい白い花が咲いていました。

尾根の北側だけはシカも入れない急な斜面になっているので、木々が良く残っています。

一部、崩壊が見られる斜面もありました。

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13時50分、西峰付近を通過していたら登りで追い抜かれたAさんのグループにすれ違いました。

今から山頂に向かわれるそうです。高知の方たちなので、時間に余裕があるようです。

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なだらかな尾根を下っている間は良かったのですが、岩場の下りや急な下りにさしかかると、下山と言えども気が抜けません。

画像は登りでも素晴らしいと思った、ビャクシンの株です。岩の痩せ尾根に根を張っているのです。

ここから先は岩場の連続になるので、カメラはザックに仕舞い込みました。

ダブルストックも短くしてザックの横につけて下ります。

かなり前を歩かれていると思うのですが、岡山のパーティーの方たちが前を下られているはずなので、落石は禁物ですね。

結構、緊張を強いられる下りで、竜頭谷まで下ってきたらほっとしました。おまけにダブルストックを仕舞い込んで下っていたからか、途中から膝が少し痛くなってしまいました。

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登りで最初に休憩した場所で、最後の休憩を取っていたら、Aさんのグループにまたまた追い越されてしまいました(^_^;

ようやく普通の下りになったので。カメラを再び首に下げて歩き始めましたが、結局、撮影したのはこのカタツムリの道標だけでした(^_^;

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膝の痛みのため、あまりペースが上がらず。赤い橋のたもとに下山してきたのは、結局16時53分でした。

下山にも3時間20分もかかった勘定です。

私としては登りよりも下りが厳しいと思えた山でした。

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帰りに車の窓から眺めた様子です。

奥にうっすらと見えている山辺りから駐車場が真下に見えていたようですね。

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最後に石立山で見た花を少しアップしておきます。

こちらは大株のユキワリソウです。

東赤石で毎年のように見ている花ですが、石立山にも咲くというのを初めて知りました。

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岩場に咲いていたユキワリソウはいちばん綺麗な時に見られたようです。

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キバナノコマノツメも一輪だけですが、見ることができました。

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コウスユキソウも少しですが見られました。

今回は初めての石立山だったので、まずはどんな山なのか知るのが目的でした。

登りに要する時間はどのぐらいか?危険な場所はあるのか?どんな植物がみられるのか?

今は咲いてない植物の葉っぱの確認など・・・・。

百聞は一見に如かず・・・・やはり登ってみて初めてわかることがいろいろとわかりました。

また、30年ほど前に良く登られていた方に話を伺ったところ、その頃は登山道わきにヤチマタイカリソウなどがたくさん咲いていたそうです。

他の剣山系の山同様、シカの食害がひどかったこと、ゴヨウツツジがこれほどたくさんあったのも初めて知りました。

秋か来年の初夏ごろににもう一度ぐらい登ってみたいと思います。

コメント

恐ろしい岩山です。平気でこしかけている方が
いますね。
魅力あります。
ユキワリソウのピンク、やさしい色ですね。
普段見ているユキワリソウとは葉が違いますね。
膝痛いのですね。私ももう一年近くマッサ-ジに
通っても痛いです。
お大事にしてください。

komakusaさん、こんばんは。

遠くから見ると、怖そうな岩場に見えますが、実際に歩いてみるとそうでもないんですよ。
何より、下は数百メートル下の谷が見えますし、真正面には剣山系の山々と高度感があって、素晴らしかったですよ。
ユキワリソウはサクラソウの仲間のユキワリソウで、白馬岳方面でも咲きます。
淡いピンクで、可愛い花です。
膝は長い下りを下ると痛くなるようです。
ダブルストックを使えれば、そうでもないですが、このときは岩場だったので、使えないところがあったのでそのためでしょうね。
2年ほど前までは膝の痛みなんて知らなかったんですけどね(^_^;

keitannさん、こんばんは。

急登の岩尾根が続く手強い山の様ですね。
同じ石灰岩の山は此方では伊吹山を始め鈴鹿の藤原岳・御池岳・霊仙岳等がありますが
もっと侵食が進んでいて丸みを帯びています。

石灰岩の山も濡れてると滑り易くて気を使いますが晴れていて良かったですね。

k2さん、こんばんは。

石立山は以前は竜頭谷付近が道がついてなくてザレ易いので怖かったそうです。
今はそう怖いところはないですが、それでも長丁場なのである程度の体力は必要みたいです。
同じ石灰岩の山でも伊吹山がハイキング程度で登れるのとは対照的ですね。
やはり四国の山は出来てから日が浅いので、まだまだ急峻な山が多いです。
いちばん怖いのは雨で滑りやすいことですが、今年は梅雨前半がカラカラ天気で乾燥していてラッキーでした。

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