真夏の東赤石、その2、コガラとイワタバコ
6月にはまだヤマツツジが綺麗に咲いていたところまで登ってくると、天気が良い日は対岸の展望が開けます。
しばらく雨が降ってないからか、滝の轟音が聞こえないなと思っていたら、いつもの場所まで来たら、ちゃんと聞こえてきました。
でも、水量は6月に比べるとかなり少ないですね。
途中に岩があって、見てみたらピンクのイワタバコの花が咲いていました。
上のほうでは咲いてなかったので、8月中旬までは瀬場谷とかそのあたりでないと咲いてないようです。
イワタバコは先日、滝で散々綺麗なのを見てきたので、今回は望遠で撮影したのみ。
テバコモミジガサも花芽は一杯上がってるけど、花はまだ咲いてないみたい・・・。そういえば、昔はこの辺りにジンジソウが山ほど生えていたのに、今は1株も見当たらないのも不思議です。全部、盗掘されてしまったんでしょうか?あれほど生えていたのに・・・。
上のほうを見上げると、何やら赤いのが見えました。
望遠で覗くと、ヤマシャクの実が弾けてるんですね。そろそろそんな季節でしょうね。
辺りで何やら小鳥の鳴き声が聞こえてくると思ったら、シジュウカラとよく似た小鳥が枝のあちこちにとまってました。
朝は小鳥も賑やかに囀りますね。
結局、この場所で5分以上も、小鳥に遊んでもらいました。久しぶりの山歩きで、なかなか足が前に出ないので、ちょうど良い休憩みたいなものですね。
この小鳥、シジュウカラとは模様が少し違っていて、コガラと言うようです。
頭の黒いベレー帽が特徴だとか・・・・。シジュウカラは冬場に自宅の庭に良く遊びに来るのですが、模様がちょっと違うのがわかります。
お腹の色も白ではなかうてグレーです。
冬場と違って、木々に葉があるので、撮影が難しいです(^_^;
さらに、登って行くと、木々の枝の間から、東赤石の山頂らしいのが見えてきました。
いつもはガスのかかった梅雨時に登ることが多くて、近くからでも山頂が見えないのですが、ここ最近の晴天続きで、暑さは大変ですが、展望はばっちりです。
これは?
久しぶりに見るヌスビトハギの豆果かな?
最近はちょっとした山でも荒地ヌスビトハギのほうが目立ちますが、ここはかなり登ったところなので、ヌスビトハギが自生しています。
こちらはヌスビトハギの花ですね。
瀬場谷が近くなってくると、道も平坦になってきて一息つけます。
何と言っても久しぶりrの山歩きでは最初の一本はきついものですね。足が何度もとまってしまいました。
いよいよ、休憩場所の瀬場谷までやってきましたが、楽しみにしていたテンニンソウはまだ花芽でした。剣山でももう咲いて居る頃なのに、ここは日陰だからか遅いようです。
8時29分、やっとこさで瀬場谷に着きました。
何と1時間12分もかかってますね。小鳥と遊んだのもあるけど、何と言っても最初の歩きはこんなものでしょうか。
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