真夏の東赤石、その6、シラヒゲソウ
オトメシャジンの咲き乱れるロックガーデンに来ると、途端に撮影モードになってしまって、歩くスピードが落ちます。でも、それが目的だから、いいのです。
この日はバックの八巻山がこれほどはっきり見えたことはないというほどの見えようです。
その八巻山をバックにオトメシャジンを撮影します。
視界の中に、何やらこんなものが見えます。
そう、ススキの穂が上がり始めてるんですね。下界はまだまだうだるような暑さで夏本番ですが、山の上はさすがに秋の気配です。
ここでもシモツケソウの半分終わった残り花が・・・・。
赤茶けた橄欖岩の道に導かれて山荘まで登って行きます。
シコクママコナが1株だけ咲いていました。
シコクママコナはちょっとした山でも良く咲いている花ですが、この花も10年以上前に東赤石に登って初めて見た花でした。
そして、夏の東赤石を代表するもう一つの花、シラヒゲソウも出てきました。
石鎚山でもたくさん咲きますが、今年は瓶ヶ森林道が通行止めになっていて、石鎚もちょっと遠くなったので、東赤石で見るのが良さそうです。
豪勢に4輪まとめて咲いていますが、ここ東赤石ではこんな光景はごく普通です。
出来ることなら、こういう花はちょっとガスが出ているぐらいのほうがしっとりとして雰囲気良いですよね。
南側を振り返ると手前の東光森の稜線の向こうに少し霞んで石鎚方面の稜線らしきのが見えています。ここから、眺めたのは初めて?眺めたことがあったにせよ、2度目でしょう。
オトメシャジンは咲き始めの初々しい時期は過ぎていましたが、わさわさと咲いていました。
バックの入道雲が夏らしい雰囲気を出してる・・・・。
八巻山の西側のコブはオカメ岩の辺りかな?
いつもなら、少し見えただけで喜ぶのに、こんなに全部見えてしまうと、ちょっと拍子抜けの感もあります。
この辺りのススキは完全に穂が開いてました。お月見できますね(^_^;
トラバース道との分岐は11時29分に通過です。
予想通り、小屋着は11時半でしょうね。
振り返って眺める稜線には平家平らしき姿も見えてきました。
遠くに石鎚山系方面の稜線も見えているけど、同定するには、ちょっと霞みすぎてるかな。
6月末には綺麗な花を咲かせていたタカネバラが早くも赤い果実をつけていました。
秋には真っ赤になって、ルビーみたいな果実になります。
小屋のわきのお花畑にはちょっと遅かったようですね。
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