初秋の高知花散策、その8、ススキが揺れる
車でなおも登って行くと、やがて気持ちの良い高原に出ます。
8月中旬に東赤石の天狗の庭でススキを少し見ていましたが、ここでは高原のあちこちでススキが風に揺れていました。
下界より一足早く、秋を楽しみます。
手前にアザミが見えますが、もっとよく撮影すべきでしたね。
この高原にはニセツクシアザミというアザミが咲くそうです。
晴れたかと思うと、一瞬後にはガスが立ち込めます。
高原の牛たちは、せっせと草を食んでいますが、こんな気持ちの良い場所で放牧されている牛なら、ストレスもないんでしょうね。
高原には風車も点在していて、こんな風景の中をドライブすると、心の底からのんびりできます。
四国のはずれですから、車の渋滞もないし、人も少ないです。
この季節に来るのは初めてでしたが、今の季節はテンニンソウの大群生が見られるようです。
白い石灰岩がごろごろしている、こういう地形を確かカレンフェルトというのでしたっけ。
ススキの高原を少し散策してみることにしました。
遊歩道に沿って、ツリガネニンジンがあちこちで咲いています。
白いツリガネニンジンも見かけました。
この風景、以前どこかで見たことあると思ったら、阿蘇の風景とよく似ていたのでした。
阿蘇ではツリガネニンジンではなくサイヨウシャジンが咲いてましたっけ。
でも、どちらも良く似ています。
低山でも良く見かける花ですが、アキノキリンソウが咲き始めていました。
標高があるので、ミヤマアキノキリンソウかもしれませんね。
同行の山友達が一生懸命さがしてくれたおかげで、花は終盤でしたが、オオナンバンギセルを見ることができました。
keitann様 こんにちは
いつもと趣が変わり、高原の(草原)散策でしたか。
ノビノビとした景色の中で、身も心も開放されて、心が拡がりますね。
ススキの穂波もまだ綿が見えませんから若々しい姿ですね。
こういう広い草原を見て育った牛達なら、牛乳もおいしそうですね。
きっと美味しい肉にもなるのではないでしょうか。
オオナンバンギセルはまだ見たことが有りません。
何処かで一度は・・・・・と願ってはいるのですが。
投稿: ぶちょうほう | 2013-09-06 14:01
ぶちょうほう様、こんばんは。
この高原に来るのはこれで3度目でしたが、一応、山もありますので、少しだけ登りました。
だけど、大半は野草散策という感じになってしまい、歩きからいえば、ちょっと欲求不満になりますね。
ススキがこれだけ見られるのは四国でもそうたくさんはないでしょうね。
牛は乳牛もいれば、土佐の赤牛というのでしょうか、肉牛用の牛も見られました。
夏場でも涼しくて、8月は牛の代わりに高原で寝泊まりしたいぐらいですね。
ススキと言えばナンバンギセルやオオナンバンギセルを探してみたくなりますね。
ナンバンギセルのほうは、低地のほうで今が見ごろだそうです。
投稿: keitann | 2013-09-06 21:53