青春18きっぷでいきあたりばったりの摩耶山、その4、五本松かくれ滝
なおも、沢沿いの道を歩いていると、ようやくこの日初めての咲いている花に会えました。
ツユクサです(^_^;
ツユクサは我が家の庭でもいっぱい咲いているし、珍しい花ではないですけど、この時刻になってもまだ綺麗に咲いているのが珍しくて撮影しました。
撮影時刻は12時40分になっていますが、ふつうツユクサは午前中に花が閉じると思うのですが、この花は午後になっても綺麗に咲いていたのです。山道沿いなので、午前中はまだ日陰になっていて、遅くまで咲いていたのかもしれませんね。どちらにしても、庭で見るより、山で見るツユクサはやっぱり綺麗です。
↑の橋は渡らなかったのですが、重要文化財になっていると知っていたら渡ってみれば良かったと思いました。
道沿いの岩にも名札がつけられていて、これはこの土地の名がついた「布引花こう閃緑岩」なのだそうです。閃緑岩なんて、高校時代の地学の授業以来で聞いたような気がします(^_^;
見覚えのある木が…と思ったら、コマユミの木でした。
やがて、道は結構広い沢のほとりを歩くようになりました。
崩落防止の網の中で、これも見覚えのある植物なのですが、どうしても名前が出てきません。
多肉植物っぽい葉をしています。
またもや滝が出てきて、「五本松かくれ滝」と書いてあります。
説明書きがあったのに、よく読みもしなかったので、「松が5本生えていて、松の陰になって良く見えないのでかくれ滝なのだろうか?」などといい加減な推測をしてしまいました。
その割には、隠れてなくて、ちゃんと見えています。
先ほど調べて初めて知ったのですが、この滝は上流の布引ダムが満水になって放流するときにだけ流れる滝なのだそうです。つまり放流してないときは滝が流れてないので、かくれ滝という名があるとか・・・。なるほど・・・・。
そして、滝のすぐ手前にこれも見覚えのあるサワグルミの果穂が垂れています。
滝の横を通過すると、道は登り始めます。途中でアキカラマツの花が見えました。
後ろに白く写っているのは滝です。
こんなところで、マキエハギにも会えました。
先日香川で見かけたメドハギと花は似ていますが、マキエハギのほうが上品な雰囲気です。
このマキエハギ、兵庫県のレッドらしいですね。
紫色の小さな花は園芸種のブッドレア?とも思いましたが、調べてみるとフジフサウツギと言う名前が出てきました。で、フジフサウツギ=ブッドレアのようで、最初の直感が当たっていました。
栽培物が逃げ出したのか六甲山系には多いそうです。
コメント