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2013-12-07

013年、初冬の高知へ、その3、ヤナギノギク他

蛇紋岩地には独特の植生が見られますが、特に高知の蛇紋岩地でこの時期見られるのがヤナギノギクです。

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絶滅危惧Ⅱ類ですが、この蛇紋岩地ではムラサキセンブリ同様、ごく普通に見ることができます。

花の時期としてはそろそろ終盤だったようですが、まだ綺麗に咲いている株もまずまずありました。

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いかにもやせた土地にひょろひょろと貧弱な枝を伸ばし、咲いている姿はどことなく哀れにも見えますが、その反面、強さも感じさせますね。

以下、れっでデータブックからの抜粋です。

「発芽から開花まで数年かかることもある。一度開花した個体は結実した後、枯死する。茎は直立して高さ30~80センチになり、無毛でよく分岐する。葉は細く、線状披針形~線形、鋭尖頭~鈍頭でふちに鋸歯はなく無柄。・・・」と難しい用語が続きます。

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茎に沿って、貧弱な葉が見られますが、頭花は貧弱な葉とは対照的に大きいです。

全国でも高知、愛知、宮崎でしか見られないようです。

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↑これも高知の蛇紋岩地だけで見られるトサミズキです。

春に来たときは我が家のトサミズキよりも花芽がはるかに大きいと感じましたが、今回はそれほど大きくありません。それでも我が家ではまだ落葉してなかった葉が、ここではおおかた落葉していました。

背景の青空は12月の空の色とはとても思えないほど鮮やかなブルーです。

実際、陽射しも強く、この時期に照り返しという言葉はおかしいのですが、歩いていて照り返しのような暑さを感じました。

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↑この株はまだ葉が残っていますが、綺麗に黄葉していました。

うちの庭のトサミズキはこれほど綺麗な色には染まりません。

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たぶんアキカラマツだと思いますが、アキカラマツの葉にも朝露が下りていました。

とはいっても、撮影時刻はすでに正午を回っていたのですが・・・。

高知の平野部は意外と冷え込むようです。

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サルトリイバラの赤い実は香川の里山でも良く見かけるものですが、高知の野山でも良く見かけます。

 

四国では高知に行けば蛇紋岩地特有の植物が見られますが、去年は早池峰山にも登りました。

あと一か所、蛇紋岩地の山として有名な山に尾瀬の至仏山がありますが、ここも一度は訪れてみたいものです。

コメント

こんにちは。
やはりそちらは暖かいんですね。
当方では、野菊の姿がすっかり消えてしまいました。
2週間のブランクは長かったです。

keitann様 こんにちは
ヤナギノギク・・・・この、花ばかり大きくて細い茎がヒョロッとして大きく伸び上がる草を全体的に上手に写されましたね。
小生は今年も上手くは撮れませんでした。
上の三つの画はヤナギノギクを良く表わしている、良い写真だと思いました。

トサミズキも場合によっては綺麗に黄葉しますね。この記事では青空との対比が特別に見事ですね。

サルトリイバラの実も赤さがここまで来ると、画になりますね。美味しそうにさえ見えてきます。

これからは寒さが増してきますね。小生もしばらくの間は日当たりの良い低山を歩いていたいと思いました。

前回のムラサキセンブリといい、今回のヤナギノギクといい、
魅力種の登場で楽しく拝見してます。
ヤナギノギクは葉が線形ですから識別し易いですが、花姿の
印象としては、やはりシオン属ですね。
早池峰山、私ももう一度登りたいです。至仏山はこちらから
ですと手軽です。機会があれば、ぜひご一緒したいですね。

多摩NTの住人様、こんばんは。

高知は四国でも別格で特に暖かいのです。
でも、昨日は香川の山に登ってきたのですが、香川の山でもまだ
シマカンギクやリュウノウギクが咲き残っていました。
そうですか、2週間ものブランクだったのですね。
だけど、体がいちばんですから、神様からいただいた休養と思いましょう。

ぶちょうほう様、こんばんは。

この日はとても天気が良くて、花の撮影には絶好でした。
ヤナギノギクは頭花はかなり大きいので、撮影し難いとは感じませんでした。
全体像を写すと、バランスが悪いので、一部を写すようにしたので、それほど
難しいと思わなかったのかもしれません。

トサミズキは自宅にも植えていますが、あまり綺麗に紅葉していません。
自宅のマンサクもそうでしたが、環境によっては綺麗に黄葉するようですね。
サルトリイバラは特に珍しくもない植物ですが、赤い実は見事です。
道の駅ではサルトリイバラの見事なリースやツルウメモドキの見事な枝を売って
いました。
当方も昨日は香川の里山でしたが、瀬戸内海の多島美と青い海が見とれるほど綺麗
でしたよ。
冬場は陽だまりハイクがいちばんですね。


翼さん、こんばんは。

12月になると、山登りでは見られる花もほぼ終わりになるので、毎年、
高知に遠出します。
ムラサキセンブリやキク科の花が低山や海岸部で見られるので、ドライブで
じゅうぶんにお花見ができるところが良いですね。
香川ではヤナギノギクの母種であるヤマジノギクが見られますが、ヤナギノギクは
ヤマジノギクがさらに痩せ地に適応したという花姿をしていますね。
早池峰山は私が登った時はナンブイヌナズナが印象に残りました。
次回があるならやはりハヤチネウスユキソウを見てみたいですね。
至仏山…日帰りで十分登れそうですね。
もし、ご都合が合えば、よろしくお願いいたします。

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