013年、初冬の高知へ、その1、赤い実
11月下旬ぐらいに、徳島にナカガワノギクなど見に行きたかったのですが、他に出かける用事もあったりで行けませんでした。
12月に入ってからだと、花が見られるところと言えば、何と言っても高知の海岸部です。
2007年の12月に初めて高知の海辺に花散策に行ってから、ほぼ毎年のように高知詣でをしています。最初の高知訪問の数日前にデジ一を購入し、まだ使い方も良くわからないまま持っていったのも今となっては良い思い出です。
その時の記録はこちらです。
その後、足摺岬はおろか、高知から愛媛を回って高茂岬にまで足を延ばしたこともありましたが、今回はそれほど遠くまで行くつもりはなく、ノジギクやアゼトウナを見られれば良いという気軽なドライブです。
高知では産直市や道の駅などでも美味しいものを売っていて、産直巡りも楽しいので、野草を見るのと買い物が半々ぐらいのドライブです。
そんな訳で、今年も12月3日、つまり本日ですが、高知を少しだけドライブしてきました。
↑はまず大豊付近の山道を少し走っていて見かけたツルリンドウの実です。
車道の上をツルが這いずっていたのですが、ちょうど苔の上に赤い実が見えて、なんとも綺麗でした。
今年はツルリンドウの赤い実も、ほんの少ししか見られなかったのですが、12月になって、見事なものを見られました。
葉もほんのり紅葉していますね。
↑の近くにあったツルリンドウのツルで、こちらも見事なほど実のつき具合が良かったです。
↑全体の様子です。
このぐらい実が多いとリースにもできそうなほどですね。
因みに、私はこの赤い実を齧ったことがありますが、無味でした(^_^;
先ほど検索していたら、千葉では絶滅危惧種になっているそうで驚きます。
四国では里山から比較的高い山でも良く見かけますが、それでも最近は減っているような気がします。
こちらは食べられるほうの赤い実で、フユイチゴです。
今季初めて見かけて、嬉しくなりました。
どこででもよく見かけるイチゴですが、美味しいですよね。
今日もお味見しましたが、さすがにまだ酸っぱかったですが、もう少し寒くなると甘くなってきます。
初夏のナガバノモミジイチゴの果実と共に、私がいちばん美味しいと思っている木の実です。
野生の動物たちの良い食料にもなっているんでしょうね。
↑これはたぶんツルウメモドキの実だと思いますが、これも今年の初見です。
湿った場所の周辺に多いそうですが、そのためか、あまり見かけないようです。
↑こちらは、香川の里山でも今年はたくさん見かけたシロダモの実です。
今日の高知ドライブでも何度か見ましたが、香川の里山ほどは多くなさそうでした。
↑これは木の実ではないですが、クサギの花の後です。
果実のほうはもう落ちてしまったか見当たりませんが、花のほうはまるでドライフラワーみたいですね。
後ろの黄葉した葉との取り合わせがちょっと面白いと思ったのですが・・・。
立川PAではヤブツルアズキの豆果の3度目の様子見をしました。
さすがにこの時期は豆は弾けてしまい、空っぽのサヤが多かったですが、いくつかまだ豆の残っているサヤがあったので、採取してみました。育ててみたいと思っています。
PAのモミジは半分ほど落葉していましたが、まだ残り紅葉が結構見られました。
ここは標高450mほどあるので、朝の気温は2℃でした。
高知道を走っている間はガスがかかり大豊から本山にかけてもお日様の姿は見えませんでした。
ところが、これが高知の平野部に出てくると一変します。わかってはいるのですが、毎年、その激変ぶりには参ります(^_^;
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