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2013-12-20

忘年登山で初めての屋島へ、その5、屋島寺

北嶺は歩いている人も少なく、山歩きと言う雰囲気でしたが、南嶺に入るとどちらかというと観光地の面影が強くなります。

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↑それでも、遊歩道の道沿いにサネカズラの実を発見して大喜びでした。

今年はサネカズラの実もまだ見てなかったんですよね。

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首なし地蔵付近から、トップのAさんが、遊歩道から林の中の道へと入って行かれ、皆もそれについていくと、すぐに三角点に出ました。

屋島南嶺の三角点で、標高292mです。

里山としてもそれほど高いほうではないですね。

その屋島が、高松周辺のどこから眺めても目立つのは何と言っても、平らな山頂の広さゆえでしょう。

三角点を過ぎたら、再び遊歩道に出ます。

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遊歩道沿いにこんな説明板がありました。

植生についての説明もあって、興味を惹かれるのはチョウジガマズミの自生についてです。小豆島にも自生しているそうですが、島に行くのは何かと大変なので、来年の春にはぜひ、こちらで見てみたいものです。

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やがて、屋島寺にやってきました。

この付近まで来ると、観光客も多く、一気ににぎやかになります。

84番札所で、珍しく丹塗りのお寺でした。山登りの際に、札所付近を通りがかることが多いので、時々お参りしますが、札所で丹塗りのお寺は今までで初めて見たような?

神社には丹塗りが多いですが、お寺では珍しい・・・・

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おまけに赤い鳥居が立ち並んでいるのでお稲荷さんとばかり思ったら、前には大きなキツネならずタヌキが・・・。

太三郎狸と言って、屋島には縁が深い狸なのだとか・・・。何ともユーモラスでした。

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お参りを済ませたら、屋島寺の山門を再びくぐって・・・・と言いたいところですが、屋島寺の山門には表と裏に四天王が祀られているので、四天王門と言われるそうです。

ともかく、ちょっと変わった札所ではありました。

Pc088632屋島寺からは門前のお土産物屋さん筋を通り抜けて、茶店へ行き、休憩となりました。

 

茶店からも素晴らしい眺めが思うが儘です。

先ほどからお土産物屋さんで「かわら投げ」と書いてあると思ったら、ここからかわらを投げて、空中に設置してある輪っかの中をかわらが通り抜けて飛んでいけば、良いことがあるとか?

高松の方たちはよく御存じでしたが、何しろ屋島=水族館のイメージしかなかった私には初めてのことばかりです。

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もう一つ、高松の方たちが心待ちにしていたのが茶店の「イイダコのおでん」でした。

↑、私はタコ類があまり好きではないので、代わり映えのないこんにゃくのおでんにしたのですが、皆さんこぞってイイダコのおでんを注文されました。確かに瀬戸内のイイダコは有名で、亡くなった叔母はイイダコが大好物でしたっけ。

でんとはちょっとミスマッチでしたが、ここでホットコーヒーを入れ、皆さん持ち寄りのおやつでコーヒーブレークにします。瀬戸内海の眺めを見ながらいただくコーヒーも最高です。

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30分ほどもゆっくりと休憩した後、次の場所へと向かいます。

猫やファミリーの方たちがまったりと過ごされている横を通り過ぎて向った場所からは・・・・

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南東の方角に屋島城の跡が見えていました。

これが噂に聞いていた屋島城の城跡のようで、この後、向かうようです。

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そして、渋いコナラの紅葉は、最初に集合した屋島神社から見上げたあの紅葉に違いありません。

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ここでも、断崖絶壁の上でナイスショットを狙うお仲間のKさん・・・。

高松の市街地が良く見えていますが、南の方角を眺めたところです。

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行きとはまた違う道を通って、先ほど通った屋島寺の前まで帰ってきました。

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↑これも教えて頂かなければわからなかったのですが、この石碑はここから県道が始まるという起点を示しているそうです。ただし、車は走れない県道です。

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↑の県道起点からしばらくはへんろ道になっているんですね。

車が走れない県道と言うのも珍しいのではないでしょうか。

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てっきり、そのまま、へんろ道を下るのかと思っていたら、再び屋島寺前まで引き戻します。

屋島寺の前に立っているへんろ道に着いての説明が、またまたAさんからありました。

お話によると、この道標に彫られている仏様は木靴と水差しが一緒に彫られていて、これは弘法大師様のしるしなのだそうです。

ただの道標も、そんな説明を聞くと、妙に納得してこれからは丁寧に見てみようと思うのでした。

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