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2013-12-26

仁老浜から三崎灯台、その2、コバノタツナミ

コンクリートの道を標高差にして50mも登ると、後は土の道になっていました。

ハマナデシコを見つけてから直ぐに今度はコバノタツナミが咲いていました。

Pc158849_2

コバノタツナミは香川では海岸に近い野山で良く見られます。

春先にシュンランを見に行くと狂い咲きしているのもちょくちょく見かけますが、本来の花期は4月下旬~5月初めぐらいですね。

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トベラの実が弾けたのも、この日はよく見ました。

トベラも海岸に近い里山には多いです。

我が家の庭にも勝手に生えてきたトベラが2年ほど前まであったのですが、花は咲いても実が実ったのは見たことがなかったです。先ほど調べたら、雌雄異木なんですね。

我が家の庭のトベラは突如枯れてしまい、その後にはヤマボウシを植えています。

因みにトベラは常緑樹、ヤマボウシは落葉樹で、今年は落ち葉ひろいに苦労しました。(^_^;

Pc158854_2道はおおむねこのような感じで続いていて、快適に歩けます。

最初の50mほどを登ったら後はアップダウンもほぼありません。山登りの苦手な方でも充分歩けます。

長めのほうはと言えば、海側の斜面にも常緑樹がびっしりと生えているので、海から近いはずですが、海は半島先端に行くまではなかなか見えません。

Pc158856_2灯台に着くまで、↑のような道標が4~5本立っていました。

なので道は間違えようがありません。

Pc158857_2↑は荘内半島の浦島伝説についての説明です。

香川の人なら荘内半島に浦島伝説が残っているのは知っていると思いますが、詫間町では私が高校の時ぐらいにはすでに初代浦島太郎さんがいたような?町が任命したのかどうか、白いあごひげを長く伸ばした浦島太郎さんがおられたのですが、今も3代目の方がおられるようですね。

箱、生里(なまり)など、詫間には浦島とゆかりのある地名も多く残っています。

Pc158859_2西日を受けてアキノキリンソウも咲いています。

実を言うとこの日は花は全然期待してなかったのですが、結構咲いてるものですね。

Pc158860_2まずまず大きなヤマザクラもありました。

荘内半島付近はヤマザクラが多くて春は見事なのですが、半島のかなり先端に近い場所でも生えているものですね。

桜は一般的に塩害に弱いと聞いていますが、山桜はどうなんでしょう?

Pc158861_2数は多くなかったですが、シロダモの木もありました。

赤い実はこの時期良く目立ちますが、さすがに花はもう咲いていません。

今年はシロダモの実をたくさん見ましたが、山の木の実は豊作だったようです。

野鳥もメジロなどいろいろいたのですが、撮影失敗でした(^_^;

Pc158866_2
ここでもコバノタツナミを見かけました。

この道沿いは西日を受けるので、暖かいためか結構咲いています。

荘内半島の中央部分は小高い山になっていて尾根ともいえるものが見えますが、遊歩道は尾根の西側についているのです。

Pc158864_2↑がコバノタツナミのこの時期本来の姿です。

といっても、花殻が見えないので、これは種から芽生えた芽なんでしょうか。

これが春には一斉に咲いて可愛いでしょうね。

センニンソウの芽も見えているようです。

Pc158867_2↑14時35分に分岐点までやってきました。

真っ直ぐ行くと三崎灯台、曲がれば室浜方面です。時間があれば、返りは室浜方面に歩きたいところですが、この日は時間の関係で無理です。

Pc158869_2見上げると青い空に何やらツツジの芽が見えます。

紫雲出山では4月にピンクのコバノミツバツツジといっしょに赤いツツジも咲いていますが、この赤いツツジのほうでしょうか。

先ほどのヤマザクラと言い、春に来ても良さそう・・・・。

Pc158870_2四国のみちは古くからの道なので、道沿いにはこんな石仏も所々で見られます。

Pc158873_2まだ咲いたばかりというこんなに綺麗なアキノキリンソウもありました。

Pc158875_2クサスギカズラも垂れ下がっています。アスパラガスの仲間でこれも海沿いの山に多いです。

いっしょにコウヤボウキの綿毛も写っていますが、コウヤボウキはこの日の道沿いではそれほど多くはありませんでした。

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山側を見ると、空が直ぐそこに見えていて、ここではもう半島の幅がかなり狭まっているのがわかります。ほんの10mも上がれば、半島から東側が見えるに違いないのですが、横着をして確かめませんでした(^_^;

Pc158878_2直ぐに、どんどろ石と言う道標が見え・・・・

Pc158879_2道標の横のこの石がどんどろ石みたいですね。

どんどろとは、讃岐弁かもしれませんが雷のことですね。

石の表面に白い筋が入っているのを稲光に見立てたのかも・・・・。

Pc158880_2このルートの休憩所である、立石休憩所の道標が東側に見えました。

どんどろ石からすぐ右に折れます。

折角ですから休憩していくとしましょうか。

コメント

こんにちは。
そちらにも浦島伝説があるんですね。私は横浜育ちですが、横浜市神奈川区に「浦島」という地名があり、そこにも浦島伝説があります。どこのお話も面白いですね。

多摩NTの住人様、こんばんは。

荘内半島の浦島伝説は香川ではかなり有名なものです。
地名にも浦島ゆかりの地名が残っていたり、面白いですよ。

そうですか、横浜にも浦島伝説があるんですね。
地名もそのものずばりの「浦島」なんですね。

荘内半島の詫間の町では、公衆トイレが竜宮城の形をして
いたり、町もPRに力を入れてます。

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