雪の翌日、弥谷さんへ、その1、見晴らしが良くなって
2月8日は思いもかけぬ積雪になったのですが、翌2月9日はは晴天に恵まれました。
どこか山にでもと思っても、高い山や山道を運転していく山にはノーマルタイヤの私の車では無理です。それに、午後から軽く花散策も兼ねてとなると、天霧山とか弥谷山方面がお手軽ですね。
弥谷寺のヤブツバキもそろそろ咲いている頃です。
「ふれあいパークみの」に車をとめる前にも眺めの良い場所があって、徳島方面の山を眺めてみましたが、徳島の高い山は意外にも雲が多いようです。
その代わり、近くの貴峰山はばっちりです。
↑の貴峰山も大見富士として有名らしいです。大見というのは旧三野町の中の一つの地区ですね。貴峰山にも何年か前に登りましたが、もう一度ぐらい登ってみたいと思っています。
手前にはまだまだセンダンの実がいっぱいです。
ふれあいパークみのの駐車場には、お遍路さん用の団体バスが何代かとまっていて、ちょっと意外でした。まだ2月で寒いからお遍路さんはまだ少ないだろうと思っていたのに、この日はたくさんのお遍路さんを見かけることになったのです。
駐車場から見上げる弥谷山はいつも思うのですが、大きいです。
この駐車場からの標高差も300m近くあるのではないかと思います。
とはいうものの、この日は弥谷山には行かず、天霧越から隠し砦まで歩く予定です。
いつもは里山歩きにはウオーキングシューズなのですが、この日は雪があるだろうと思い、ちゃんと山用のトレッキングシューズを持ってきています。おまけにダブルストックも持参していたのですが、ダブルストックは車に置き忘れたまま歩き始めてしまいました。
リュックもいつもは軽いナップサックですが、この日はちゃんと日帰りの山用のリュックです。中には大きいテルモス、それに一応、スパッツやヘッデンなども入ってます。
歩き始めは14時ちょっとです。
弥谷寺方面へと車道を登って行くと、何やら赤い幟がはためいています。
登り始めに石仏が見えるのですが、いつもなら、もっと鬱蒼とした木々の中なのに、この日は周囲が明るい・・・。
あれ?少し木を伐採したのかな?なんて思いながら歩いていきます。
振り返った目には つい3週間ほど前に登ったばかりの山条山と爺神山が仲良く並んでいます。
あの鞍部に下りてきたのでした。
それにしても、ここからこれほど眺めが良かったかしらん?
そう思って見てみると、なんとまぁ、駐車場と車道の間に鬱蒼と生えていたアベマキの木が全部切り倒されてました。切株だけがあちこちに見えてます。確か12月か1月にここには来ているはずですが、その時にはまだアベマキはありました。
お遍路さんが年々多くなってきたので、お寺側もいろいろと整備をしているということでしょうか。
石段を登って左側に行けば俳句茶屋、右に行けば曼荼羅寺方面というところです。
曼荼羅寺方面への遍路道にはまだ雪が残っていますね。
私は左側の俳句茶屋方面へと進みます。
雪解け後でまだしっとりと濡れた落ち葉の上にヤブツバキが綺麗なままで落花しているのが見えました。
思った通り、弥谷さんではヤブツバキが咲き始めているようですね。
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