エヒメアヤメのお花見で2座周回、おまけの散策
エヒメアヤメとイヨスミレを見た後も、時間の余裕があったので、帰り道で少し散策をすることにしていました。
ところが、思いもかけない事態となったのです。
海辺の低山はまさに春爛漫でしたが、移動して今から向かおうとしている山方面は、なんとまぁ、白いです。
下は桜、でも植えには雪で白い山。
四国ではちょっと珍しい眺めを見ることができました。
で、上をみたら白いのですから、当然と言えば当然ですが、車で高度を上げるにつれて道にも雪が降り積もっています。
前日5日の雨が山では雪だったのですね。
これ以上は行けないし、行ったとしても花は雪に埋もれていて見ることはできないでしょう。
引き返そうとしたのですが、4駆でスタッドレスタイヤのRさんの車のタイヤが空回りしてしまいます。
運よくまだ車に積んであったプラスチック製のシャベルで雪かきして、なんとか動きました。
↑、とても4月の四国の山とは思えない光景ですね。
↑積雪は10センチほどもありました。
キブシの花に雪が積もっているのを見たのは生まれて初めてです。
まさか、こんなキブシを見るとはね・・・・。
ようやく雪の積もってないところに下りてきたので、野草ウオッチングを少しします。
標高の割合高い場所でも、ウグイスカグラが咲いているものなんですね。
里山の花とばかり思っていましたが・・・。
キブシも雪が積もってない花は、いつものキブシです。
エイザンスミレは今年初めて見るというのに、これも雪とのツーショットでした。
ここではエイザンスミレとナガバノタチツボスミレのツーショットを見ることができました。
クロモジの花も咲く時期ですね。
これはニワトコの花です。
シロモジの花も咲きだして、晴れていたら黄色い花が眩しいぐらいなのですが・・・。
ヤナギの仲間の花も、色が遠くからでも目立ちます。
ヤマザクラも咲き始めていました。
ひときわ赤味を帯びた葉と、少し白っぽい花の取り合わせが良いですね。
今年は愛媛の山も何度も雪が積もったようで、木々や野草の花の開花も遅れているようです。
順調に春が訪れている里山と少し高い山とでは、季節の移ろいが異なったようでした。
最後にいつも眺める菜の花と桜のツーショットですが、今年は菜の花の背丈がいやに短いのが目につきました。
これも何度も雪が積もったせいで、あまり大きくなれなかったのでしょうね。
あわよくば天候回復で、全開したユキワリイチゲが見られるかと思いきや、思わぬ展開にびっくりという一日でしたが、こういう年も珍しいです。
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