カタクリを見に鋸山~豊受山へ、その2、カタクリ街道
この日は春には珍しく、瀬戸内海も綺麗に見えています。
3月末に登った赤星山では、もっと気温は低かったのに、やはり海が霞んでいました。でも4月末で気温も高めの割には視界が良くて嬉しい限りです。
この日はその後も、山の上から下界の家々の一軒一軒まではっきりと見えて、感動でした。
丸く囲まれたような形をしているのは海水浴場なのだそう。
ドバイの真似をしたのでは?と皆さんが話してました。
中腹には桜が艶やかに咲いています。
今から登る豊受山方面はちょうど手前にミツバツツジが咲いています。
桜を手前に入れたショットも結構お気に入りかも・・・・。
久々に間近で撮影したシロモジの花です。
場所を移して、もう一つの大岩にも行ってみました。
そちらは広いので、10人ほどの方が思い思いに寛いでいます。
海を眺めながらの休憩はほんと、気持ち良いものです。
岩場に咲いていたミツバツツジはちょうど見ごろで、花盛りでした。
これが噂に聞いていた大株のヤマザクラらしいですが、残念なことに一部を除いてほぼ枯れているようです。
下のほうの枝と上のほうの枝の一部に花芽が見られるだけですが、来年、復活するかどうか怪しそうです。Rさんは今まで鋸山に何度か来ているけど、この大桜が咲いているのを見たことがないそうで、落胆の色が隠せません。
去年は見事に咲いていたそうですから、文字通り最後の一花を咲かせたのでしょうか。
この後、岩の上で休憩していたら、歩いてきた単独男性の方に見覚えがありました。
「寒風山でお会いしましたよね?」と声をかけたら、やっぱりそうでした。
裏寒風への下り道を案内していただいたKTさんです。あの時はおかげさまで貴重な花を見ることができたのでした。RさんやPさんにも紹介させていただいたら、喜んでもらえたようで良かったです。
この出会いを皮切りに、この日はずいぶんたくさんの四国の山仲間の形とお会いしたのでした。
大岩の上でのんびりしたいですが、この日は出発が遅かったうえ、豊受山までピストンするので、そろそろ出発しないといけません。
鋸山頂を出発したのは9時51分でした。
歩き始めてすぐにナガバノタチツボスミレを見ました。登山口でタチツボスミレが咲き、山頂付近でナガバノタチツボスミレが咲くということは、標高が高いところにタチツボスミレという訳ではなさそうですね。
歩き始めて10分も経たないうちに、お目当てのカタクリの花が出てきました。
この日会った第一カタクリさんです。
まだ午前10時だというのに、早くも反り返っています。
定では豊受までピストンした帰り道でカタクリ撮影会の予定でしたが、早くも大撮影会となってしまいました。
斜面で気持ち良さそうに咲いているカタクリたち・・・。
歩いていると、今度はRさんの知人に遭遇しました。
やはりカタクリの花がお目当てのようでした。
ヤマザクラも満開です。
カタクリの花は数百メートルにわたって咲いていたようで、まさにカタクリ街道と言ってよいでしょう。
カタクリ撮影時はどうしてもこういう態勢になってしまいますね。
小さい花は上から見たのでは良い写真は撮れませんね。
久々に花の中を覗き込んで撮影したように思います。
下から覗きあげて撮影できる場所には、先客の方がいらしたようです。
こんな道を歩くのですから、なかなか進まない訳ですね。
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